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コンセプトワーカーズセレクション

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このお酒は、広島県は熊野町の3名の生産者より造られた千本錦というお米を使用しています。ワインのドメーヌのような話になりますが、昨年この生産者の千本錦と、広島県全土から集められた千本錦を使用したお酒を造りました。それぞれ良さがあるのですが、この熊野町で作ったお米から造ったお酒は、夏を越えて、秋口になるとグッと味わいが良くなりました。それは1年経っても変わらず、熟成によって力を発揮するいいお酒だということで、今年もこの時期のリリースとなります。香りはリンゴやパイン、ライチを思わす甘い香りがしますが、飲み口は甘い香りとは異なり、非常にすっきりスマートです。透明感があり凛とした印象で、後口のキレも良い完成度の高いお酒に仕上がっております。
広島県 中国醸造
一代弥山 M 純米吟醸 <火入>
1800ml 3,300円 720ml 1,722円[tax included]

2019.12.16

酒造りのシーズンになると杜氏の西垣さんを中心に、十数名の蔵人が住み込みで酒造りをしているという、昔の酒蔵はどこでもやっていた光景が今でもここにはあります。広島にある亀齢酒造は、今でも手造りを大切にしている蔵元。そこから醸し出されるお酒は、他の酒蔵には属さない独自のテイストがあります。この亀齢チェック「金」は、広島県産の山田錦を60%まで磨いた特別純米酒ですが、フルーティーなんだけど、プンプン香る感じでない。しっかりとした男性的な味わいなんだけど、どこか艷やか女性っぽい感じもある。しっかりとした酸味による後口の余韻の心地よさも良い、手造りならではの魅力があります。
広島県 亀齢酒造
亀齢 Check 「金」特別純米無濾過生原酒
1800ml 3,300円 720ml 1,720円[tax included]

2019.12.11

「きらめき燦然の◯◯。次はいつ出るの?」4年続けている商品となりますが、年々問い合わせが増えているお酒。代表の菊池東氏は、当時では珍しい岡山県第1号の今で言う「オーナー杜氏」であり、倉敷管弦楽器団の指揮者、倉敷音楽協会会長という地元では有名な音楽家。蔵内には常にクラシック音楽が流れています。そして、息子である専務の大輔さんは早稲田大学ロボット工学専攻の大手電機メーカーに勤めていたという異色の経歴の持ち主。芸術肌と理系脳が合わさり誕生した「きらめき燦然」。名前負けしない、トロピカルな香りとジューシーかつ繊細な味わいに、あなたは一発で虜になること間違えなしです!
岡山県 菊池酒造
新きらめき燦然 純米酒 雄町65 火入
1800ml 3,300円 720ml 1,722円[tax included]

2019.12.06

「朝起きると体のどこかが痛い」「常に偏頭痛がする」「パソコンで目がかすむ」「夕方以降、仕事のペースが一気に落ちる」「全力疾走できない」。べつに健康食品のうたい文句ではありませんが、それでも仕事を頑張らなくてはいけない40歳以上の男女のみなさま。最近、焼酎をものすごく水で薄めて飲んだりしていませんか?胃は弱っていませんでしょうか。そんな方々におくる日本酒がこの「萩の鶴R40」でございます!透明感のあるすっきりとした辛口酒。今の時期ですと、常温でゆっくり飲んでいただければ体の負担も少なくいつまでも飲み続けられます。しかし、低温で10ヶ月以上ゆっくり熟成させているのに、どこか若々さを感じる味わい。これは、「あなたもまだ若いんだから元気に働きなさい」と言われているかのよう、、、
宮城県 萩野酒造
萩の鶴 特別純米 “R40”
1800ml 2,860円 720ml 1,540円[tax included]

2019.12.03

スーツで言えば、セミオーダー的な日本酒になるのでしょうか。「原田」を造る、はつもみぢさんの持っている原料や設備、経験をいかして「今回はこのようなお酒を作ってみよう」というチャレンジ的なお酒第三段が登場です。今回のテーマは“ストロングスタイル”。いつもの原田より少し辛口で高アルコールだけどもフレッシュなという、飲みごたえを重視したお酒に仕上がりました。青りんごを思わす爽快な香りと、パインやビワを思わす黄色系の甘い香り。フレッシュな口当たりと、厚みのある旨味とイチゴのようなキュートな酸味のバランスが良い。え?何?味わいの表現にくだものが多すぎるって?チーズ、アボガド、あん肝、味噌など、クリーミーな口当たりの食べ物との相性がバツグンです!
山口県 はつもみぢ
原田(HARADA) カスタムオーダー03
1800ml 3,300円 720ml 1,738円[tax included]

2019.11.27

お酒を頭で飲まない。その究極が、この味覚音(みかくおん)シリーズ。飲んだイメージを音で表現し、それがそのままお酒の名前になるというブッ飛んだアイデア。人の味覚は千差万別。スタッフ数人で「ああでもない。こうでもない。」とか言いながら、なんとなく共通している部分をまとめていくと今回のような名前になってしまいました。
「とぅるー」・・・スーッと綺麗に入ってくるイメージです。ミルキーで穏やかな香り。バナナ、メロン、白桃のような香りも感じます。
「すーん」・・・中味はあまり広がりません。みずみずしく、スッキリしているイメージです。
「キュイーン」・・・全体的に穏やかな味わいですが、のどごしでグッ(キュ)とはね返ってくるような、旨味・渋み・酸味を感じます。
結果、アラレちゃんのようになってしまいました。。。

広島県 榎酒造
「華鳩」味覚音 “とぅるー すーん キュイーン。”
1800ml 3,300円 720ml 1,760円[tax included]

2019.11.21

日本人は新しいもの好きだ。「新車」「新築」「ボージョレ・ヌーヴォ」。日本酒でいえば「新酒しぼりたて」のフレッシュな味わいというのもひとつの魅力ですが、あえて火入れしたお酒をゆっくりゆっくり低温熟成させて味わいを整えてゆくというのもアリな話。この遊穂を醸す御祖(みおや)酒造は、「主役である料理に寄り添う日本酒であること」をコンセプトに、過度にフルーティーな香りは避け、お米の持つ本来の旨みを引き出した酒造りを貫いています。それはまるで年輪のように年とともに深まる経験や人間味を表しているよう。年輪そして道端に咲く花のようにも見える温かみのあるラベルデザインは、毎日の食卓に1本あるだけで、食卓に花を添える存在になってくれることでしょう。
石川県 御祖酒造
「遊穂」 年輪 THE FIRST 純米酒
1800ml 3,080円 720ml 1,595円[tax included]

2019.11.16

全く関係ないのですが、なぜか新潟の超有名なメーカーの製造を担当している子に「このお酒どう思う?」と飲んでもらい感想を聞く。グラスに注いで香りを嗅いでみると「ん?」控えめで穏やかな香り、少し閉じた印象があり、あまり主張しないお酒なのかと飲んでみると、そのギャップに驚かされたらしい。山縣のコンセプトは「熟成冷酒」。低温でゆっくりと熟成させたお酒をひやして飲んでもらうというコンセプトだが、8ヶ月以上熟成させているのに、未だしっかりとしたガス感が残っており、甘みを強く感じるジューシーな味わい。しかし、その甘味はダラダラと引っ張らず、心地よい苦味とともにスッと消えていく。「へー。こんなお酒もあるんですね。面白いなー」が彼の感想。ちなみに隣りにいた一般のお客様の感想。「ボンと来て、シュッと消える。私、これ好き」だそうだ。
山口県 山縣本店
「山縣」Art Label 純米無濾過生原酒2019
1800ml 2,992円 720ml 1,650円[tax included]

2019.11.09

通常日本酒は、搾ったお酒を一度タンクに貯めて(よけて)、味のバランスが整ってから瓶詰めをします。このサンライズブルーは、お酒を搾ってすぐに瓶詰めした「直汲み(じかぐみ)」という製法でつくられています。直汲みのお酒は、フレッシュ感はありますが、味がアンバランスな一面も持ち合わせます。よって、フレッシュなまま瓶詰めしたものを半年間ゆっくりと低温で熟成させてみました。直汲み特有のチリチリとしたガス感がフレッシュな印象を与えつつも、相反するぽっちゃりとしたふくよかな甘みを感じる口当たりに仕上がりました。旨味がのって良い飲み頃を迎えています。ぜひ、見かけたらお試しください。
岡山県 白菊酒造
「大典白菊」 サンライズブルー 直汲み生
1800ml 3,399円 720ml 1,738円[tax included]

2019.11.04

「奥(おく)」という名前の通り、熟成によって奥深い味わいを体験できるのが、このTHE MOONシリーズ。前回の満月は、おりがらみのシュワッとした口当たりが特徴のフレッシュな味わいでしたが、この「半月」は生酒のまま低温で熟成させた丸みのある口当たりとトロリとした旨味が特徴のお酒。冷やしても美味しいですが、少し温める(お燗)と閉じていた香りが開き、米本来の旨味を感じることができます。生酒ですが温めても大丈夫!少し肌寒くなってきた季節に、ぬる燗と秋の食材を合わせる。乙な楽しみ方です。
愛知県 山﨑合資会社
「奥」 THE MOON 半月 純米吟醸<生>
1800ml 3,388円 720ml 1,793円[tax included]

2019.10.25