昨年5月に開催されたG7広島サミットで採用された天寶一の「ローズマインド」と同じバラ酵母を使用した、八反錦60%のオリジナル純米吟醸酒となります。
昨年、最も人気があった「あさがお」ラベルですが、昨年はおりがらみ生でしたが、今年は火入れです。バラ酵母の一番の特徴である白い花のような香りに、ラフランスを思わす華やかな香りを感じます。クリーミーな口当たりに、初々しいながらもトロリとした洋梨のような旨味を感じ、とても優美な印象です。昨年より辛口に仕上げてある分、キレの良い綺麗な味わいです。この女性的な味わいは和食も良いですが、洋食とも相性が良さそうです。
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広島県福山市
株式会社天寶一
◆天寶一 Stlye 「あさがお」純米吟醸
1800ml 3,360円 [tax included]
720ml 1,790円 [tax included]
香り程よく、洗練されたシャープで切れの良い味わいの「長陽福娘」。今年も夏真っ盛り!!の季節がやって来ました!
山口のお酒といえば「獺祭」「雁木」「東洋美人」などたくさんの有名なお酒がありますが、この「長陽福娘」を醸す岩崎酒造は、萩焼で有名な萩市にある知る人ぞ知る小さな蔵元です。火入れですがしっかりとガスが残っておりフレッシュな印象です。香りも新酒のときの青りんごのようなイメージからリンゴの蜜やパインのような香りが現れ、若干メロンや梨のような香りも感じ取れます。立ち香は搾りたてのときより良く広がり、結構フルーティーな印象。微量のガス感と繊細な酸味が、口に含んだ瞬間のさわやかさを演出。リンゴの蜜のような上品な旨味が広がり、引きの良い辛口ならではのキレを感じます。この安定感、今年も間違いなしです!
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山口県萩市
岩崎酒造㈱
◆「長陽福娘」アクティブサマー“夏真っ盛り!!”純米吟醸 火入れ
1800ml 3,390円 [tax included]
720ml 1,790円 [tax included]
外池酒造店で2012年よりスタートした限定ブランド「望」。望シリーズはすべて無濾過でアルコール16度の原酒。そしてアルコール添加をしない純米酒。口に含んだ瞬間に「パッ!」と弾けるような明るい印象のお酒。そんなフルーティー&ジューシーな味わいを最大限に表現したのが、コンセプトワーカーズセレクションの「望スプラッシュ!」になります。
昨年同様、この時期は火入れのリリースとなります。火入れはダレた感じなく、望の中では少ししまった印象。爽やかで突き抜ける感じの透明感のある立ち香。バナナやリンゴの蜜に、ラムネや和柑橘のような香りを感じます。時間が経ちますと白桃のような色気のある香りも。口当たりはシュワッとしたガスがスプラッシュ感を演出。上品な甘みとラムネのような爽快感。まさに説明の要らないわかりやすい美味しさ。
ラベルのイメージどおり、「フルーティー&ジューシー」な味わいに仕上がっています!
よーく冷やしてお楽しみください。
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栃木県芳賀郡
㈱外池酒造店
◆「望」 スプラッシュ 純米大吟醸 火入れ
1800ml 3,685円 [tax included]
720ml 1,925円 [tax included]
昨年より新シリーズとなった天明「Sora」。曙酒造では近い将来、ワインを醸造するために地元でワイン用のブドウ栽培をスタートしています。世界で広く楽しまれるワインのアルコール度数に注目し、日本酒の今後のグローバルスタンダードを見据え、「日本酒も今のアルコール度数よりも、よりかろやかな方向に向かうのではないか?」「ワインと同様のアルコール度数で美味しいと感じる日本酒とはどのようなものか?」を日々追求しています。
コンセプトワーカーズセレクションでもその考えを後押しできるようなお酒にチャレンジしようということで、新シリーズ「Sora」は誕生しました。
リンゴ・白桃・苺のような赤系の果実の印象があり、非常にまろやかで上品な甘みを感じます。そしてアタックから感じる和柑橘を思わすような特徴的な酸味。これが目が覚めるようでなんとも良い。これ、ぴったり14%のアルコール度数なのですが、まったく薄っぺらさを感じない、甘みと酸味の調和の取れた非常に良い仕上がりだと思います。
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福島県河沼郡
曙酒造
◆天明「Sora」かろやか純米“青空”<生>
1800ml 3,390円 [tax included]
720ml 1,790円 [tax included]
コンセプトワーカーズセレクションの中でもっともリーズナブルなお酒「チェック白」のご紹介です。
亀齢酒造でもっとも売れているお酒に「辛口純米八拾」というお酒があります。仕込み量は、1トン仕込みでタンク約30本分。そのタンクのうちの、西垣杜氏がモロミの段階で良いと感じたものを1本だけ特別に詰めた無濾過原酒が、このお酒となります。
モモやリンゴ、かすかに乳酸の香りを感じます。ラムネのジュワっとするような感覚の程よい酸と共に、微かな甘味がするりと舌を滑るように入ってきます。ふっくらとした旨味が広がり、しっかりとした骨格を感じ取れる力強い辛口酒です。冷酒・常温・燗酒とシーンに合わせさまざまな姿に変化をする、便利な1本といえます。
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広島県東広島市
亀齢酒造
◆亀齢 Check「白」純米無濾過原酒
1800ml 2,475円 [tax included]
720ml 1,320円 [tax included]
亀齢チェック「金」は、標高350mに位置する広島県でも良質な酒米が生産されるという造賀(ぞうか)産の山田錦を100%使用した無濾過生酒です。造賀では農家と酒蔵、JA、行政とが一体となって「東広島酒米栽培推進協議会」を結成し、様々な酒米が生産されている広島県の中では酒米の一大産地といえます。
このチェック金はその年の酒の良し悪しを判断するにはもってこいのお酒で、毎年4~5本造られる山田錦60の中で、もっとも気に入ったタンク1本をそのまま瓶詰めしてもらっています。
開栓仕立てはメロンや幸水梨のような香りに、温度が上がるにつれ、ビワや梅のような香りも感じとれます。同じシリーズのチェック白との大きな違いは、甘みの質。求肥を思わすなめらかな口当たりと上質な甘みが広がり、しっかりとした酸味を感じながらゆっくりとリッチに引いていきます。少し大き目のグラスでゆっくり楽しむのもよし。片意地を張らずおちょこで楽しむのもよし。なんとも不思議な魅力を感じるお酒です。
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広島県東広島市
亀齢酒造
◆亀齢 Check「金」特別純米無濾過生原酒
1800ml 3,630円 [tax included]
720ml 1,980円 [tax included]
2月にリリースした生酒「春のるるる」に続く第二弾。火入れの「夏のららら」の登場です。
蔵元のイメージも商品のラベルも硬派でクラシックな印象のあった西條鶴でしたが、前回より硬派な印象から180°方向転換して、可愛く爽やかな味わいとラベルにフルリニューアル。西條鶴の魅力をもっと幅広いお客様に知っていただきたいとの思いで作りました。
だいぶ味がこなれてきて良い感じになってきています。新酒では強く感じ取れなかった6号酵母本来のメロンや白ブドウのような香り、そして香り自体に甘みやふくらみが出てきました。みずみずしいつるりとした口当たりに、中味に和梨や桃のような甘みがふわっと広がった後、広がりすぎることなく静かに消えてゆくまとまりの良い味わいに仕上がっています。今が飲み頃です!!
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広島県東広島市
西條鶴醸造
◆西條鶴 夏のららら 純米吟醸
1800ml 3,630円 [tax included]
720ml 1,980円 [tax included]
発売以来5年間、くだものシリーズで販売してきたCWSの来福ですが、6年目にしてついにフルモデルチェンジです!「花酵母」で有名な来福酒造の「くだものシリーズ」に次ぐ今回のリニューアルは、名付けて「冷やしておいしい」シリーズ。来福といえば、「フルーティー」「優美な甘み」「ジューシー」「ふくよか」といった印象がありますが、それを大福にかけてコンセプト化しました。来福酒造の藤村社長曰く、「うちもたまに大福とか間違えられるし、イメージに合ってるからイイんじゃないの」。
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メロンや梅、すもものような青甘系の香り。開けたては微量のガス感とふっくらとした旨みが口の中で広がった後に、はっさくや甘夏のような和柑橘のような酸味が広がり、ジューシーに引いてゆくリッチな味わい。
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冷やしておいしいですよ!
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茨城県筑西市
来福酒造㈱
◆冷やしておいしい はっさく来福 純米大吟醸〈生〉
1800ml 3,390円 [tax included]
720ml 1,790円 [tax included]
上喜元を醸す酒田酒造の魅力と言えば、数多くの酒米を自在に使い分けながらも、「あっ!上喜元だ!」とわかる味わいを見事に醸し出す、それぞれの異なる個性をひとつのお酒にまとめあげることができる技術力の高さにあります。そんな酒田酒造が「コンセプトワーカーズセレクションの上喜元とは?」という課題に、まったく新しい商品を開発すべく、昨年の夏より考えて完成した商品がこの「超辛口なのにモダン」そして「超辛口なのに純米大吟醸」というCWS完全オリジナルの商品です。
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蔵元のレギュラー商品に「からくちぷらす12」「完全発酵超辛口純米吟醸」がありますが、その2アイテムは比較的クラシックな味わいなのに対し、麹や酵母を変えることにより、みずみずしく爽やかな甘味を表現したモダン超辛口に仕上げました。幸水梨を思わすみずみずしくミネラリーな香りとオリ由来のミルキーな香り。第一弾のうすにごり生は、軽い瓶内二次発酵による強めのガス感に、梨やバナナのような甘みをアタックに感じるも、その甘味は広がること無くスパッと切れるスーパードライな味わいに仕上がっています。
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山形県酒田市
酒田酒造㈱
◆波乗りジョーキゲン 超辛口 うすにごり【生】
1800ml 3,590円 [tax included]
720ml 1,890円 [tax included]
「鳴海」を醸す東灘醸造は、5分ほど歩くと勝浦湾が一望できる、海と山に囲まれた、千葉県勝浦という港町に位置する蔵元です。地元向けの銘柄「東灘」と、直詰という手法でフレッシュさを閉じ込めた限定流通である「鳴海(なるか)」の2ブランドを展開しています。
2020年より、「残草蓬莱」「水府自慢」「雄東」など多くの人気銘柄を手掛けてきた菊池譲氏が移籍し杜氏となりました。菊池氏は、後切れが良く、飲み続けられる酒質を第一に考え酒造りをされています。
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このお酒もまさにその考えを具現化したような菊池杜氏らしい味わいに仕上がっています。
乳酸飲料の香りの奥から梨やメロンのような香りが漂ってきます。低アルの軽やかな口当たりに、細かいガスの心地よさ。かなりドライな印象ですが、和梨のような旨みとレモンやグレープフルーツを思わす酸味が爽快感を演出し、綺麗に口の中でガスがはじけながらキレてゆく。「天才が造る難しい酒」の印象ではなく、食中酒にぴったりの万能型のお酒に仕上がっています。揚げ物との相性はバツグン!上品にいくなら天ぷら、気軽に楽しむなら唐揚げなど、上質なレモンサワー感覚で楽しめる日本酒です。
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千葉県勝浦市
東灘醸造㈱
◆鳴海“水面”純米五百万石 直汲み<生>
1800ml 3,390円 [tax included]
720ml 1,790円 [tax included]