昨年はひたち錦を使用しましたが、今年は五百万石を使用しました。
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香りは、控えめながらも透明感があり爽やかな印象。
白い花やライチ、メロンのような少し特徴のある香りを感じます。
口に含んだ際のガス感+きめ細やかな酸味が明るい印象を与え、適度なボリューム感と飲みごたえ、ピチピチとした躍動感のある味わいです。
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そんなキレの良いメリハリのある味わいは、ラベルのイメージとは相反して、飲み続けることが出来るバランスの良さ。
そこに来福の実力を感じます。
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茨城県 来福酒造
「来福」 元祖くだもの「りんご」純米大吟醸<生>
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1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
大典白菊「サンライズシリーズ」から、3年ぶりの新商品、新酒しぼりたてのお酒が登場。
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初々しい和梨やライチ、青バナナのような香りを感じ、口当たりのガス感は弱いものの、つるんとしたみずみずしい飲み口が特徴です。
うすにごりのオリが、まろやかさと程よい旨味を補足してくれますが、オリ香の嫌らしさは感じません。
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口に含むと内側から表れるラ・フランスやデリシャスリンゴのような香りが広がり、まるでフルーツジュースを飲んでいるかのようです。
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程よい旨味とスーと消える引きの良さ。よーく冷やしてお楽しみください。
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岡山県 白菊酒造
「大典白菊」 サンライズ「ピンク」うすにごり<生>
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1800ml 3,399円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
亀齢酒造でもっとも売れているお酒に「辛口純米八拾」というお酒があります。
仕込み量は、1トン仕込みでタンク30本分。
自家培養である、落ち着いた香りの「NK 酵母」と、透明感のある果実香を出す「3 号酵母(自称で協会とは関係なし)」とのブレンドでつくられるのですが、そのタンクのうち、3号酵母の中で、西垣杜氏がモロミの段階でもっとも良いと感じたものを1本だけ特別に詰めた無濾過生原酒が、この「亀齢チェック銀」となります。
おとなしい香りの中に、ライチやパイン、白ブドウのような爽やかな香り。
アルコールの強さを感じさせないスムースな口当たりで、するりと舌を滑るように入ってきます。
甘みの広がりは少なく、シャープと言うよりかは、凛としたみずみずしい辛口酒というイメージです。
広島県 亀齢酒造
「亀齢」 Check「銀」純米無濾過生原酒
1800ml 2,475円 [tax included]
720ml 1,265円 [tax included]
一番にライチ・マスカット、その他、青りんごやラフランスのような、もぎたての青い果実系の香りが印象的です。
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昨年よりフルーティーな印象がありますが、透明感があるためしつこく感じません。
微量のガス感と繊細な酸味が舌を刺激し、初々しい果汁を飲んでいるかのごとく、フレッシュです。
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例年シャープな印象でしたが、今年はほどよい甘み、苦味をほとんど感じずにスッと消えてる味わいは、より多くの方に楽しんでいただけるのではないかと思います。
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愛媛県 仙頭酒造場
「土佐しらぎく」 ナチュール「天」おりがらみ生
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1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
「え?これが天寶一?」とまず驚くはず。
今までの天寶一とはちがう、とろりとした甘みが特徴のお酒です。
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リンゴや梨の蜜の部分、また桃や梅を思わす濃縮感のある香りを感じます。
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口当たりは非常にまろやかで、甘味と酸味のバランスが良く、フレッシュ感もあいまって、甘ったるいという印象はありません。
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クリーミーにすっと消えてゆく印象です。
カルパッチョやサワークリーム、レモンを添えたサーモンソテー、フルーツなど、酸味の効いた料理との相性はバツグンです。
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広島県 天寶一
「天寶一」 Style 「フリージア」 特別純米 <生>
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1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
昨年テイスティングしたときは、メロンやマスカットのような黄緑系の香りを感じ、2年熟成していましたが、未だ締まった印象を感じました。
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3年目テイスティングして驚きました。
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熟したライチのような第一印象で、ラフランスや白ブドウのような香りも感じ、昨年とはまた異なる印象です。
ふくよかな口当たり、雑味を感じない綺麗な旨みがじんわりと奥から出てくるイメージは長期熟成酒ならではと言えます。
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福島県 曙酒造
「天明」 MITSUGO 「赤」 氷温3年熟成酒
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1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
熟したリンゴやパイナップルを思わすような、透明感のある綺麗な香りがします。
口当たりは白露垂珠らしく、やわらかくスムースで、熟成により引き出された上質な黒糖のような甘みがとろりとした印象を与え、やさしい女性的な味わいのお酒です。
つっかえることなく、す~っと消えてゆく上品な味わいは、ラベルのイメージとよくマッチしています。
蔵元がもっとも大切にしている「透明感」を存分に表現した、「これぞ白露垂珠だ」と言える1本です。
山形県 竹の露合資会社
「THE白露垂珠」 純米吟醸原酒 出羽燦々60
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
大人気「肉食系純米酒」シリーズ最終章は、短稈渡船の「オオカミ」です。
梨、メロン、白ブドウのような香りをベースに、オレンジの皮やビワ、杏のようなイメージもあります。
強いガス感とともに適度な甘みを感じますが、アルコールのパンチ力と超辛口のキレッキレの味わいが、どこか哀愁を感じるオールディーな印象の味わいです。
このインパクトと飲みごたえ。まさに「肉食系」と言えますね!
滋賀県 福井弥平商店
「萩乃露」 肉食系純米酒 短稈渡船直汲み生
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
リンゴを思わす優美かつ透明感のある甘い香り。
温度があがるにつれ乳酸を思わす穏やかな香りがあらわれてきます。
口当たりはシャープな印象で、メロンや幸水梨のようなみずみずしい旨みを感じますが、酸味がすぐにあらわれ全体的にはシャープな印象です。
生き生きとした柑橘系の酸のイメージは白ワインに近いものがあります。
ほどよく冷やしてワイングラスで楽しむのもありだと思います。
今の時期ですと生牡蠣は最高に合います!
貝類の刺し身、天ぷら(塩)など、さっぱりとした味付けの和食や、野菜のマリネ、カルパッチョなどの洋食の前菜などと相性が良さそうです。
岐阜県 林本店
「百十郎」 KEWAI 純米吟醸 火入
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
グラスに注いだだけで、ふわっと甘い香りが広がります。
10ヶ月以上冷蔵庫でゆっくりと熟成させていますが、熟成した香りはしません。
香りは穏やかですが、熟した和梨やリンゴのような奥深い香りを感じます。
香りの反面、飲み口はメロンや青バナナを思わすような爽やかでミネラリーな印象もあり、和三盆のような「甘み」という表現よりかは、「旨味」を強く感じる味わいです。
酸味も穏やかに、優しい余韻がゆっくりと続く、飲み心地の良さです。
ぬる燗にすると少しまろやかになる印象。
冷やしても温めても楽しめる便利な1本です。
愛知県 山崎合資会社
「奥」 「THE MOON」三日月 純米吟醸 火入
1800ml 3,388円 [tax included]
720ml 1,793円 [tax included]