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コンセプトワーカーズセレクション

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この「R30」という文字。レゲエグループ「湘南乃風」専属書家としての活動をはじめ、広島東洋カープの座右の銘や関連グッツの書家としても活躍中の「翠蘭(すいらん)」さんの書です。日本酒のラベル依頼と聞いて、当然漢字をイメージしていたそうですが、まさかの英数字。日本酒を違った角度から楽しんでもらいたい。そのイメージを見事に書で表現していただきました。前回「R20」という商品を発売させていただきました。一本のタンクから、酒度+2の段階でR20を搾ります。残りのモロミはさらに発酵させ、+11の段階で搾り、R30という商品に仕上げました。元は一緒ですが、搾るタイミングによって味わいが変わるという、歳を重ねることにより嗜好が変わっていくのと同じく、1本のお酒で人生を表現したコンセプトのお酒に仕上がりました。R30でも20代の人たちにも飲んでいただき、その感想が聞いてみたい一本です。

萩の鶴 特別純米 “R30” 超辛口
1800ml 2,808円 720ml 1,512円[tax included]

2018.11.21

いまから2年前、岡山のお酒を集めて試飲会をしたことがはじまりとなります。この「大典白菊」というお酒。6~7銘柄の中でも1,2のクオリティの高さに驚いたことから、後日すぐに蔵元に訪問したという経緯を覚えています。オリジナル商品をつくる際に、白菊酒造の渡辺社長から「サンライズ」という名前がいいとの要望がありました。サンライズという名前から、シンプルに昇る朝日を楕円で表現し、サブカラーに金で、瀬戸内海の水面に映る情景をラベルに込めました。シンプルだけどインパクトあり!デザインは、広島で活躍するセキウラデザインの関浦さんの作品。冷やすと洋梨やデリシャスリンゴの香り。温度が上がるにつれ、ビワのような香りが表れます。生熟成ならではの主張系旨口味。ぜひ、ご体験ください。

大典白菊 サンライズ ブルー 直汲み<生>
1800ml 3,380円 720ml 1,690円[tax included]

2018.11.19

小左衛門デッサンシリーズ第三弾。「米の芯」「根っこ」そして、「土」。日本酒の原料であるお米に関することをラベルにストレートに表現できないか?実際に田んぼの土をもらってきて、玄関先にシートを引き、土(ドロ)を投げて、何パターンか写真取りします。それをパソコンに取り込み、ペンで細くラインを書き込んでいき、デッサン風に仕上げた作品(対馬デザイン・対馬肇氏)。今年はそのラベルのイメージに合わせ、地元岐阜の飯米である「あさひの夢」を半分まで磨いた、フレッシュな新酒しぼりたてとして登場。オレンジを思わす柑橘系、リンゴやブドウなどの果物の香りに、おりがらみならではのミルキーさ。程よいガス感が最後まで続き、小左衛門らしいふくよかな旨味と相まって上出来な味わい。ぜひ、お試しあれ。
小左衛門 Dessin「土」純米大吟醸 おりがらみ<生>
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2018.11.15

平清盛が沈む太陽を扇で止めて一日の内の開削したという伝説の「音戸の瀬戸」で知られる呉市音戸町にある榎酒造。その懐かしくも新しい瀬戸内海風情をラベルに落とし込んだ「peaceful」シリーズの第三段が、この「汐の光」です。これまでの「汐と風」「汐の音」はフレッシュかつ女性的な味わいが人気でしたが、この「汐の光」は、昔ながらの生もと造りで仕込んだ辛口の男性的な味わい。これからの寒くなる季節は燗付けしても良し。そして、酒好きには重宝する「塩っけ」のある料理と非常に相性が良い。あさり蒸し、じゃこ料理、塩辛、からすみなどの珍味にも。ぜひ、ご家庭でラベルを見ながらチビチビ楽しんでいただきたいお酒です。

華鳩 peaceful「汐の光」純米吟醸
1800ml 3,380円 720ml 1,740円[tax included]

2018.11.05

ラベル中央「CUVEE’ JAPON」の下に書かれている言葉。「何かをはじめるのに遅すぎるということはない。今年、林本店は生まれ変わりました。造りだけでなく、気持ちも新たに、日本を代表するお酒を造りたい。。。その表れが百十郎キュベ・ジャポンです。」とフランス語で書かれています。2016年の1月に初めてリリースした「キュベ・ジャポン」シリーズ。この思いをいつまでも忘れずに商品開発に取り組みたいと思います。この“浅葱(あさぎ)”は、富山県は南砺市にある「さくさく村」の五百万石を使用し、生酒のまま冷蔵庫でゆっくりと熟成させました。パインや熟した柑橘系の香り、生熟成らしい旨味の広がりをお楽しみください。

百十郎 キュベ・ジャポン「浅葱」直汲み<生>
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2018.11.07

ラベルをよーく見ていただけますとわかるのですが、ラベル中央の黒のドットは天明の「天」を表しており、印字です。それ以外、両サイドのドットは、切り抜き加工が施されており、一見、黒の印字のように見えますが、実は瓶の色です。「だから何なの?」と言われそうですが、そのようなデザイナーさんの遊びココロを大切に、お酒の楽しさを提供していきたいと思っています。次に「MISTUGO三つ子」という名前の由来ですが、原料は広島県の北部に位置する安芸高田市高宮町の「雄町」を使用しています。同じ原料をもとに、「速醸」「山廃」「生もと」という製法の違いで、味わいの違いを表現していることから「MISTUGO三つ子」と名付けました。この「銀」は、昔ながらの製法である生もと造りでつくられたお酒。和柑橘や和梨のような控えめな香り。飲み口に感じる繊細な酸味がこのお酒の真骨頂で、内に秘めた旨味がじわっと出てくる、全体的にシャープなイメージのお酒です。

天明 MISTUGO「銀」生もと純米80<生>
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2018.10.29

広島の西條鶴醸造さんに「西條鶴 純米原酒 プレミアム13」という商品があります。お酒を搾る前のモロミの段階で、丁寧に追い水していき、13度という低いアルコール度数ながら上品な旨味を表現したお酒です。今年、このお酒の出来が非常に良かったものですから、「これを樽熟成したらどうなるだろう」という好奇心からはじまった商品です。使用したワイン樽は、フランスはナダル社のオーク樽で、シャルドネ、セミヨン、最後はメルローと8 年に渡り三次ワイナリーで活躍したものです。約7ヶ月間寝かせました。日本酒そのものが熟成した香りの要素である、イチジクや梨のドライフルーツのような香りに、樽由来のウッディ、バニラ、ナッツ感が加わった面白い香りがします。軽快な口当たりながら、樽由来のもったりとした中味が特徴。熟成されたまろやかな酸味が心地よい、全体的にはスムースな味わいです。地元広島のワイナリーと酒蔵のコラボ商品。ぜひ、一度お試しください。

西條鶴×TOMOE フュージョン Light
720ml 1,985円[tax included]

2018.10.22

日本酒の原料である「お米」にとことんフィーチャーしたお酒。まずは、デザイン。広島在住の対馬デザイン・対馬肇氏による作品。4種類の米粒を丁寧にデッサンしていきます。その4種類の米粒をデザインソフトで幾度にも重ね合わせ、日本の国旗を表現しました。次に原料米。岐阜県を代表する酒造好適米である「ひだほまれ」を使用。作るのはこのお酒を造る中島醸造さんの地元瑞浪市の営農組合「日吉機械化営農組合」の板橋組合長さんたち。板橋さんも日本酒が大好きで、好きが高じて酒米作りにも気合が入ります。最後に「酒」。このお酒で3造り目(3年目)となります。毎年そうなのですが、搾ってすぐは味のりの悪い困った子。夏場を過ぎるとグンと味に伸びが出始め、旨味と酸味のバランスが整った立派な成人になるのです。いつもは火入れですが、今年は300本限定で生酒をリリース致しました。手間がかかる子ほど可愛いというやつですか。

小左衛門 Dessin 「米の芯」 限定生
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2018.10.19


このお酒をつくる山口県周南市にある「はつもみぢ」は、日本酒消費量の低迷の煽りを受け、昭和60年に醸造を一度停止した蔵元です。しかし、現社長の原田康宏さんの「日本酒をその土地での文化として残していきたい」との強い思いから平成17年に20年ぶりの酒造が再開となり、現在に至ります。蔵元に訪問すると本当にビックリしますよ。ちょっとした給食センターのような超コンパクトな敷地内で、四季醸造を行っています。小さな造りでいろいろこまめに造ることができる。このことから「原田(HARADA) カスタムオーダー」シリーズが誕生しました。リンゴ系、プラムやイチゴのような香りも感じます。含みは洋梨の香りが強いです。冷やすとチャーミングな甘味とキリッとした酸味を感じながら楽しめますが、温度があがると、ふくよかな旨味としっかりとした余韻を感じるボリューム感を楽しめるお酒です。

原田(HARADA) カスタムオーダー02
1800ml 3,240円 720ml 1,670円[tax included]

2018.10.15

このお酒をつくる蔵元五代目の高木直之さんは、蔵に戻る前にバイオテクノロジーの会社で微生物関係の仕事を10年勤めていた方です。よって、原料である酒米と使用する酵母の組み合わせで、味わいの異なるお酒をたくさんつくっています。その組み合わせをずーと見ていると、ひとつだけない組み合わせがありました。それが、高知の酒米「吟の夢」と高知酵母「AC95」の組み合わせでした。このような経緯から、それぞれの頭文字をとって「G×A」は誕生しました。リンゴや洋梨、ラムネを思わすような爽快なイメージの香り。温度が上がるにつれ、バナナのような香りも顔を見せます。口当たりは繊細でシャープ。未だ初々しく、過度に突出する要素の少ない、バランスの良いスマートなお酒です。(今年の白ラベルは、全米日本酒歓評会2018吟醸部門にて金賞を受賞致しました)

豊能梅 純米吟醸 G×A 白ラベル
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2018.10.05