Loading...

コンセプトワーカーズセレクション

instagram

news

Archive : 0年

世界遺産「嚴島神社」のある、広島は廿日市市にある中国醸造が造る限定酒「一代弥山」。同じく地元広島は熊野町にある3名の契約農家がつくる「千本錦」という酒米を100%使用したオリジナルカスタマイズ品が、この「一代弥山 M 純米吟醸 生酒」です。嚴島神社のある宮島は、どうしても世界遺産である嚴島神社が有名で、標高535mの山「弥山(みせん)」は埋もれがちですが、頂上に登れば視界を遮るものがなく、360°拡がる瀬戸内海の景色を見渡せる、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星と評価された絶景を堪能できます。そんな弥山=MISHENの「M」、そして瀬戸内海の波を表現した「M」より誕生した一代弥山M。ライチや桃のような華やかなでふくよかな香りを感じ、女性的なやわらかい口当たりと甘みが口いっぱい広がりますが、後口はすっと消えていく上品なお酒に仕上がっています。

一代弥山 M 純米吟醸<生>
1800ml 3,240円 720ml 1,690円[tax included]

2019.06.27

名古屋からJR中央本線の松本行きに乗り換え、約1時間50分の電車旅。かつて芭蕉が詠み、広重が描いた信州木曽街道。その木曽谷の奥深く、薮原宿の片隅に湯川酒造店はあります。「随分とこの電車登っていってるな」と思いながら到着しましたが、後で聞くと、酒蔵の立地は標高936m!酒造期中の12月~2月頃にはマイナス18℃まで気温が下がるそうで、さすがに「酒は寒造りが良い」とはいえ、この条件では逆にモロミを暖めなければいけないという不利な条件。また、もともと木曽路を包む木曽谷の約9割は森林地帯。その昔、耕作地の狭い木曽地域では米を作る事ができず、米年貢の代わりに木年貢(木の年貢)が課されていたという歴史があります。そんな「酒造りにも適していない」「米作りにも適していない」土地で、創業は1650年より370年近くも続いているのはなぜだろう?その歴史を紐解くお酒。それがこの十六代九郎右衛門「環-めぐる-」シリーズ。第一弾は「木」。木を売って→米を仕入れ→酒にする。370年もの昔から受け継がれた、その循環に思いを馳せながら飲んでいただきたいお酒です。

十六代九郎右衛門「環」木 生もと純米酒 生or火入
1800ml 3,380円 720ml 1,790円[tax included]

2019.06.25

コンセプトワーカーズセレクションのお酒たちは、「頭で飲むのではなく、感性で楽しむお酒」というテーマで商品開発をしております。日本酒はどんどん進化しており、昔のようにラベルから読み取れる情報でお酒の味わいをイメージすることが難しくなってきました。昔は、純米大吟醸であれば「綺麗で香り高く」、純米酒といえば「しっかりとした味で香りは穏やか」などありましたが、今のお酒は純米酒でも綺麗で香り高いお酒はたくさんあります。生もと仕込もそうです。昔はラベルに「生もと仕込」と書いてあれば、熟成した黄金色に、どっしりとした旨味としっかりとした酸味。などありましたが、現代の生もと仕込はスッキリ飲みやすいものも多く、言われなければわからないものも多いです。なので「頭で得た情報で決めつけて飲むのは辞めよう」と訴えているのですが、全く情報がないというのもお酒は楽しみながら飲むものとして物足りなさを感じます。そこで今回は、感性で楽しむお酒として「飲んだ味わいのイメージを音で表現してみよう。」ということになりました。スタッフ数人で「ああでもない、こうでもない」と言いながら考えました。それが今回の“チリチリ サパーン じわーん。”それをそのまま商品名にしてしまいました。ぜひ、一度お試しいただき、「ホントだ」とか「イメージ違うじゃん」とか言いながら楽しんでいただければ嬉しいです。
「華鳩 味覚音 “チリチリ サパーン じわーん。”」
1800ml 3,380円 720ml 1,695円[tax included]

2019.06.13

山縣ふぐラベルの登場です。日本酒の呼び名は“にごらない”場合が多いです。例えば、新潟の有名なお酒「八海山」は、「はっかいさん」。山形の十四代が地元で販売する「朝日鷹」は、「あさひたか」。現代のような醸造技術が発達した今では少なくなりましたが、昔は腐造酒=濁ったお酒という印象が強く、「日本酒の名前はにごらないほうが良い」というのが酒業界の定説でした。山縣本店の山縣社長も「やまがた」とにごる読み方のため、お酒の銘柄に山縣を使うことは控えていましたが、そのような定説も薄れていく中、はやり蔵元の名前が入ったお酒はわかりやすいということで誕生したのが、この山縣アートラベルシリーズです。毎年、大阪芸術大学短期大学部の学生さんの作品を採用しています。今回は「ふぐ」。このラベル、「消しゴムはんこ」で作った作品です。小さい頃、先生の話も聞かず、消しゴムを削っていたのを思い出します。懐かしい~

「山縣」Art Label “ふぐ” 純米酒 2019
1800ml 2,850円 720ml 1,550円[tax included]

2019.05.30

オンリーワンのお酒。飲んだら「あっ!大倉だ!」とすぐわかるお酒。日本酒を飲んでいる現代人はラッキーです。間違えなく過去何千年という歴史の中で、日本酒の質は最高峰を迎えています。醸造設備の進化、醸造技術の進化、そして情報交換の活性化。どのお酒を飲んでも美味しいというラッキーな時代に、これから求められるものはオンリーワン。大倉本家は奈良県香芝市鎌田にて、昔の僧侶が考案したといわれる水もと造りを継承する蔵元。それより造られる大倉源流は、酒度-32、酸度6.5の超個性派日本酒。室町時代にタイムスリップ!なのにどこか味わいは現在風。その蔵元の突き詰める揺るぎない個性。やはりパーフェクトなお酒より、少し愛嬌がある方が飽きずに長く付き合えるというのは夫婦も一緒かな?

大倉「源流」水もと 純米生原酒
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2019.05.28

シリーズの最高峰「新きらめき燦然 純米大吟醸 雄町50」の登場です。きらめき度★★★★★MAX。単にフルーティーなお酒というだけでなく、より綺麗に洗練されていきます。「日本酒はやっぱり辛口じゃないと」という辛口党とは反対の甘みを強く感じるお酒ですが、酸味とのバランスが良く、甘ったるいお酒とは異なります。甘口のお酒をバカにしてはいけません。一部の熱狂的なファンに支持される魅惑の中毒系日本酒。間口は狭いがリピート率高し。ぜひ、この果実をまるかじりしたような濃厚な味わいをご体験ください。女性、日本酒初心者、甘党、香り系好きな方。お待ちしております。

新きらめき燦然 純米大吟醸 雄町50
1800ml 3,780円 720ml 1,890円[tax included]

2019.05.23

一度でも体験したことがある人は実感だと思いますが、米作りは結構たいへんです。海外のような大規模な農業ではなく、狭い農地で人力で作るとなるとなおさら。そのような農家さんが作った大事なお米。もちろんブランド力を高めるために大吟醸などの良いお酒を造るというのもアリなのでしょうが、お米を半分以上磨いていくわけですから、ざっくり言えば半分以上は捨ててしまうわけです。「せっかく農家さんが手塩にかけて作ったお米です。できるだけまるごと味わってあげたい」という思いから誕生したのが、この天明MITSUGOシリーズ。変にひねって考えることなく、真っ当な設備で、真っ当に精魂込めて作った山廃純米は、青バナナやメロン、白ぶどうのような爽やかな香りと、キュートな酸味が特徴の良いお酒に仕上がりました。
天明MISTUGO 「金」 山廃純米80<生>
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2019.05.16

万能調味料ではなく、ザ・万能酒!それが亀齢Check「白」。繊細な白身魚の刺し身にも合えば、コッテリとした豚の角煮にも合う。なぜ?なぜ?なぜ?洋梨やパインのようなフルーティーな香りはします。でも、グラスに注いだ際の立ち香ではあまり感じません。しかし、口に含んだ際の含み香ではしっかりと感じます。香味がお酒に溶け込んでいる良いお酒の証拠です。よって、プンプン香るお酒とは異なるため、温めても美味しい。しっかりとした酸味を感じる骨格のある純米酒は、何年熟成させてもOK。しかも常温保管OK。開栓後も早く飲む心配無用!しかもこのコスパの良さ!この書ききれない魅力を一度ご堪能あれ。

亀齢 Check「白」純米無濾過原酒
1800ml 2,380円 720ml 1,230円[tax included]

2019.05.07

ラベルを見てムズムズしてしまう人もいるという賛否両論ラベル。ラベルは、広島にある対馬デザイン事務所の対馬肇氏の作品。基礎は鉛筆でデッサンし、途中コンピューターグラフィクで作った根っこといくつも組み合わせることで、米の根の力強さを表現した作品に仕上がっています。小左衛門の「農」から考える人気シリーズ。「土」「根っこ」「米の芯」3部作のうち「根っこ」がこの度リリースとなりました。地元瑞浪市の農事組合法人「日吉機械化営農組合」さんが作った「あさひの夢」を50%まで磨いた純米大吟醸酒。丸みのある口当たりに繊細な酸味が舌を刺激し、トロリとした中味にやや苦味とともに消えていく後口が印象的です。ぜひぜひ、お試しください。

小左衛門 Dessin 純米大吟醸「根っこ」
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2019.04.26

「直汲み(じかぐみ)」とは、日本酒用語ではないので明確な定義はなく、蔵元によってやり方も様々です。ただひとつだけ言えることは、搾った後に極力酸素に触れさせたくないとう思いから早い段階で瓶詰めすることは確かです。よって、お酒中に含まれる二酸化炭素が残っているため、開栓直後は発泡するわけではないですが「ピチピチ」とか「チリチリ」という舌を刺激する口当たりを感じます。それをわれわれ業界人は「ガス感がある」「ガスってるね~」と言います。さて、最近ではよく見かけるようになった直汲みですが、意外!?と華鳩は商品化されていませんでした。チリっとしたきめ細やかなガス感と酸味を感じ、非常に緻密な口当たりで美味しいです。蔵元にお願いして少しだけ瓶詰めしていただいた番外編となります。

華鳩 peaceful「汐と風」純米吟醸 直汲み生
1800ml 3,240円 720ml 1,680円[tax included]

2019.04.18