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コンセプトワーカーズセレクション

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「辛口のお酒ください」というフレーズ。近年よく耳にしました。ラベルにも「辛口」「超辛口」のオンパレード。
いまでも、辛口=スッキリとした味わいのお酒は人気です。
反面、甘口のお酒のラベルには「甘口」と堂々と書かれてはいませんが、近年、密かに増殖中だと私は思っています。
日本酒ならではの米麹から感じる甘み(旨み)は、心をホッとさせますよね。
さて、この西條鶴というお酒を造る宮地充宣杜氏は、甘口のお酒が好きです。
「僕は甘口のお酒が好きなんですよ」と話すときは満面の笑みです。
しかし、ただ甘いお酒は少し飲むのには良いですが、飲み続けることはできません。
その甘味を支えるのが、「酸味」です。西條鶴の酸味はなんともチャーミング。苺を思わすようなキュートな酸味なのです。
桃を思わすやわらかい香り。そして、イチゴを思わすキュートな香り。綺麗な甘みとチャーミングな酸味が同時に舌の上に乗ってくるイメージで、最後の余韻までそれが続きます。
幸水梨のようなみずみずしい飲み口が、杯を重ねても飽きること無く、食事との相性も良い純米吟醸酒です。
ぜひ、お試しあれ!
広島県 西條鶴醸造
西條鶴 純米吟醸「紅一点」
1800ml 3,300円 720ml 1,760円[tax included]

2020.10.26