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コンセプトワーカーズセレクション

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3月に発売した生酒に続くシリーズ第二弾は、“火入れ”の登場です。昨年は生酒とおりがらみ生のみの展開だったため、今回の火入れはシリーズ初となる新商品。NHK「おかあさんといっしょ」や花王メリットのCMでも知られるイラストレーター・ニシワキタダシさんによる、ほのぼのとしたラベルデザインも魅力のひとつです。
このお酒を醸す菊の里酒造は、かつて廃業の危機に直面しましたが、現社長・阿久津信氏が蔵へ戻り、新ブランド「大那」を立ち上げて再建に挑戦。21年にわたり地道な設備投資と品質向上を積み重ね、「きれいで上品」「安定した酒質」に定評のある蔵へと成長を遂げています。
今回、人気の大那の超辛口純米と差別化する意味で、「色気のある辛口酒」をイメージしてつくってほしいとリクエストし、香り系酵母を用いた低温発酵により、無理に辛口へ寄せるのではなく、自然で上品な辛口を追求。その結果、ほのかな甘みと華やかさをまとった“薫る辛口酒”が完成しました。
使用したタンクは前回の生酒とは異なるため、味わいにも個性が表れています。辛口酒とは思えないほど、黄桃や蜜入りリンゴを思わせるふくよかな香り。ビロードのようになめらかな口当たりから、やわらかく丸みのある旨味が広がります。生酒で感じられたシャープな酸のキレとは対照的に、こちらは引っ掛かりのない滑らかな流れで、すっと心地よく余韻を引いていきます。香り、旨味、キレのバランスが美しく調和した、まろやかで上品な辛口酒です。

栃木県大田原市
菊の里酒造㈱
◆「大那」辛口ちょうだいな 純米吟醸 火入
1800ml 3,590円 [tax included]
720ml 1,890円 [tax included]

2026.06.23