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Archive : 2020年

日本酒のアルコール度数は、15~17度ぐらいが多いです。ワインは、10度~14度ぐらいが多いでしょうか。「アルコール度数1度ぐらいの違いじゃあまり飲んだ感じ変わらないでしょう。」と思ってしまいますが、意外と飲み比べてみますと、0.1度単位で味覚のイメージが違ってくるんです。この「奥」THE MOON満月は、出来たお酒をコンマ単位で加水したものを試飲していき、すっきりしているけど旨味も感じる一番心地よい度数を
決めました。今年は15.3%となりました。飲んだ方の多くが、「トロリと舌に乗ってくる旨味を感じるが、後口はサッと消える軽快さがあるね」と言います。しかもこのお酒は微活性ですので、そのまま乾杯で飲んでも美味しいですし、揚げ物やコッテリとした肉料理など、脂っこい料理の油を流してくれる、現代の味付けの濃い料理にもマッチする味わいとなっております。
奥 THE MOON 満月 純米吟醸おりがらみ生
1800ml 3,388円 720ml 1,793円[tax included]

2020.05.28

JR近江高島駅を降り、メイン通りを歩いて5分程度。壮大な琵琶湖のほとりに福井弥平商店はあります。琵琶湖の西岸、特に蔵元がある高島市高島町周辺では棚田を目にすることがよくあります。これは琵琶湖と山が近接しているために平地が少なく、昔の人たちは稲を栽培するために山を切り開き、田んぼを作り棚田が形作られたからと言われています。この萩乃露「風」は、その大江高島の棚田にふく「風」。そして、「つばめの飛来がおそい年は凶作」という言い伝えがある燕は、田植えの時期に飛来し、稲が垂れ下がる頃去るその風景にかかせない存在。ラベルにはこの2つのモチーフが描かれています。このお酒は、地元高島産の契約栽培米「山田錦」を使用しています。搾ってすぐに瓶に詰めているため、シュワッとしたガス感があります。心地よいガス感を楽しむスターターとしても良いし、ガスが抜けた後でも、香りが穏やかな旨味ののった辛口酒という意味で食中酒としても最適な、晩酌の最初から最後まで活躍する便利な1本としてお使いいただけると思います。
滋賀県 福井弥平商店
萩乃露 「風Kaze」 純米吟醸 山田錦 直汲み生
1800ml 3,300円 720ml 1,760円[tax included]

2020.05.23

不思議ですよねー。この大倉源流を飲んだ人の多くが「ワインみたい!」と感想をもらします。しかし、このお酒の「水もと造り」とは、室町時代に奈良県は菩提山正暦寺において生み出された醸造法です。現在、ワインを意識したお酒はたくさん造られています。ワイン用の酵母を使用する。麹を変えて独特の酸味を表現するなど、製法もいろいろですが、何もひねることはなく、何百年も昔の製法をもとに造ったお酒の味わいが「ワインみたい」という評価をいただくとは、お酒の面白いところかもしれません。トロ~ンとした粘度のある甘みと強い酸味が主張する甘酸っぱい味わいですが、新酒な分「フレッシュ&キュート」といった感じ。チーズやレーズン、ドライフルーツなどとよくマッチします。アイスワインのようなイメージで、ちょっとずつ優美に味わってください。ワイングラスで楽しむのもオススメ!もちろん奈良時代に日本酒をワイングラスで飲んでた人はいなかったでしょうが。。。
奈良県 大倉本家
大倉「源流」水もと純米直汲み生原酒
1800ml 3,300円 720ml 1,711円[tax included]

2020.05.09

海外で人気の岡山県は菊池酒造が醸すブランド「燦然(さんぜん)」。2013年のアメリカはニューヨークへの輸出開始を皮切りに、中国、オーストラリア、シンガポール、カナダなど各国に「燦然」を販売。自ら現地を訪れ、日本酒の魅力や「燦然」のたのしみ方を紹介しています。しかし、搾りたての生酒を良いコンディションで口にすることには未だハードルの高い海外において、搾ってすぐ瓶詰したフレッシュ&ジューシーなお酒を存分に楽しむのは難しいこと。この「きらめき燦然」シリーズは、搾ったそのまんまの生き生きとした味わいを表現したお酒です。そのようなお酒が飲めるとは、まさに日本に住んでいる我々の特権と言えますね!燦然特有のパインのようなトロピカルな香りに、青りんごやラムネサワーを思わすフレッシュな香り。トロリとした粘度のある甘みと、相対するチリチリっとしたガス感が爽快感を演出している病みつきになる1本。ぜひ、あなたもご体感ください!
岡山県 菊池酒造
きらめき燦然 純米酒 雄町65 生原酒
1800ml 3,300円 720ml 1,722円[tax included]

2020.04.28

ワイナリーで使用していたワイン樽を酒蔵に送り、日本酒を熟成させる「フュージョン」シリーズ。幾度となくチャレンジして傾向がつかめてきました。熟成の初期段階では、最後に熟成させていたワインの風味が日本酒に移ります。そこからゆっくりと樽由来の香りが付いていきます。熟成させる日本酒の特性をつかみながら、ワインと日本酒、樽がバランス良く融合した段階で引き上げる。このタイミングによって風味は異なります。今回ご紹介するお酒は、京都にある丹波ワインで赤ワインの熟成用に使用していたフレンチオークを、岐阜にある中島醸造に送り、日本酒を樽熟成させたユニークな商品です。平均蔵内15℃の環境下で139日間熟成させました。中島醸造さんには、1週間~2週間の短いサイクルで何度もテイスティングをしていただき、日本酒、赤ワイン、オーク樽の3つの香りが調和したと判断した段階で瓶詰していただきました。明るい黄金色をベースに少しピンクがかった色調をしています。ぜひ、味わいはご自身の舌でお確かめください。
岐阜県 中島醸造
小左衛門×丹波ワイン FUSION 2019
720ml 2,500円[tax included]

2020.04.21

この亀齢チェックを造る亀齢酒造は、広島でも数少ない伝統的造りを継承している蔵元と言って良いでしょう。杜氏の西垣さんと副杜氏の東さんを中心に、12名の蔵人がすべて住み込みで酒造りをしています。あまり口外できない世の中となってしまいましたが、造りが始まると連続勤務はあたりまえ。朝3時からの蒸米スタートにはじまり、麹管理も徹夜で交代制。80歳をすぎる杜氏のお母さんが住み込みで蔵人の料理を作るという、昔の酒蔵はどこでもやっていた光景が今でもここにはあります。酒造りに対する情熱、想い、そして気合!何でも数値化され、効率が求められる世の中において、たまにはそんなデータでは測れない造り手の想いを味わってください。(お酒の説明何もしていない!このチェック銀は、今年の新酒生原酒になります。どうぞ、そのもぎたて和梨のようなみずみずしい味わいをご堪能あれ!)
広島県 亀齢酒造
亀齢 Check 「銀」 純米無濾過生原酒
1800ml 2,423円 720ml 1,252円[tax included]

2020.04.20

シリーズ第3弾!ここに完結!米作りが困難といわれる標高936mに位置する酒蔵「湯川酒造店」の、その土地で酒造りが必要とされてきたワケを探るシリーズ「環(めぐる)」。その昔、木曽路では「木」を売り→「米」を仕入れ→その米で「酒」を造るという循環があったことから、それをラベルで表現。シリーズ最終章の「酒」は、現代における酒造りの主流である速醸仕込みで仕込んだお酒。そこにひとひねり。通常、麹米20%で蒸し米は80%の使用比率と言われる中、麹米を30%使用し、旨味・ボディーを効かせた新酒しぼりたて生酒を完成させました。ぽっちゃりふくよかな旨味を綺麗な酸味が包み込む、個性派九郎右衛門をぜひお楽しみください。
長野県 湯川酒造店
十六代九郎右衛門 環「酒」三割麹速醸生
1800ml 3,443円 720ml 1,823円[tax included]

2020.04.11

辛口のお酒。人気ですねー。本当に「辛い!」というより、ドライ=「すっきり」を求めている方が多い気がします。今回の新商品である山縣の超辛口はそういった意味では、他の辛口酒とは少し異なる個性を持った純米酒と言えそうです。バナナやブドウ、カリンのような果物香と、乳を思わす穏やかな香りに対し、飲み口は微量のガス感と酸味によるインパクトのある刺激的な口当たりという対称的な香味がたまりません。そして超辛口らしい後口のビター感がクセになる!魚の煮付けや豚の角煮など、甘しょっぱい味付けの料理との相性はバツグンです!今夜の晩酌にぜひ1本どうぞ!
山口県 山縣本店
山縣 ArtLabel 超辛口 純米無濾過原酒2020
1800ml 2,948円 720ml 1,595円[tax included]

2020.04.01

お米からつくる日本酒を、くだものをイメージしてつくってみようという無茶振りな企画。今回の来福「りんご」は2造り目の挑戦となります。昨年は酒米「吟風」と「アベリアの花酵母」を使用して、タイトルであるリンゴを表現しましたが、どちらかといえば「梨?」というイメージでした。今年は酒米「八反錦」と「りんごの花酵母」の組合せでリベンジ!結果からいいますと、昨年よりリンゴのイメージに近いです\(^o^)/青りんごや白い花のような爽やかな香りがします。口に含んだ瞬間、微量のガス感と繊細な酸味が口いっぱいに広がりとてもフレッシュな印象です!昨年は、なめらかで少し甘いという印象でしたが、今年は「キリッと爽やか」という言葉がピッタリな印象で、和食だけでなく、酢を使った洋食とも合わせてみたい上出来な仕上がりとなりました!
茨城県 来福酒造
来福 くだもの「りんご」純米大吟醸<生>
1800ml 3,300円 720ml 1,722円[tax included]

2020.03.27

コロナの影響でなかなか気分のリフレッシュが難しいこの頃ですが、4月は新年度のスタートとなります!新入社員として新しい環境で頑張っていく方も多いと思います。そんなフレッシュマンを応援・歓迎するお酒が、この萩の鶴“R20” です!20代の嗜好を想像しながら蔵元が造った日本酒は、メロンや青バナナを思わすクリーンな香りに、みずみずしく、ツルっとした口当たりが心地よいお酒。昨年は、少し新酒らしい荒々しさも感じましたが、今年は落ち着いており、「優等生タイプの新入社員」といった感じでしょうか。ぜひ、みんなで気取らずにワイワイ飲んでもらいたい1本です。
宮城県 萩野酒造
萩の鶴 特別純米 “R20” 生酒
1800ml 2,890円 720ml 1,590円[tax included]

2020.03.23