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コンセプトワーカーズセレクション

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日本酒のラベルデザインをお願いする際に、どうしても譲れないことが1つあります。
それは、「清潔感」です。
お酒は基本、口にするものですから、「清潔感」があってほしいというのが私の願いで、クラシックなデザインであったり、奇抜なデザインであったとしても、「怖い」「暗い」「汚い」と感じるラベルは、どんなにセンスやテクニックがあってもお願いすることはありません。
さて、この山縣本店のコンセプト・ワーカーズ・セレクションシリーズである「山縣」。
毎年、大阪にある大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科の授業の一環として、学生さんたちにさまざまなラベル案を出していただき、その中から最も良いと思うものを実際に商品化するということを3年以上続けて来ました。
今回のラベルは、白川葉月さんの作品です。日本の伝統模様である矢絣を利用して、配色を変えることにより山縣の「山」の風景をイメージした、ありそうでなかったユニークな作品。デザイナーとしての技量や経験はプロには及ばないかもしれませんが、学生のアイデアというものには毎年驚嘆させられます。
中身のお酒もこだわっているんですよ。約1年半(18ヶ月)-2℃の冷蔵庫でゆっくりと熟成。穏やかで丸い口当たりに、ややクリーミーなイメージの心地よい旨味を感じます。この熟成による穏やかな味わいは、今からはじまる秋の食材にぴったりなこと間違えなしですね!
山口県 山縣本店
「山縣」Art Label 純米 低温熟成酒2020
1800ml 3,090円 720ml 1,690円[tax included]

2020.09.05