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コンセプトワーカーズセレクション

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越銘醸では、地元で長年愛されている「越の鶴」という銘柄に始まり、地元新潟の酒販店のみが販売する「壱醸」、そして全国特約店限定ブランドである「山城屋」の3ブランドを展開しています。その中でも山城屋というお酒は、全量生もと造り。華やかな味わいではなく、繊細で素材の旨みを引き出すことに重点をおいた酒質が特徴となっております。
4月におりがらみの生をリリースしましたが、それを火入れしたものを冷蔵庫で6ヶ月以上低温熟成させた「ひやおろし」的なポジションのお酒です。おりがらみというより薄っすらとオリが含まれたうすにごりの方が表現としては近いかもしれません。おりがらみ生もよかったですが、今回の火入れのほうがバランスがよくなっている印象です。
バナナを思わす甘く深みのある香りに、白ブドウのような爽やかな要素も感じ取れます。口当たりは嫌味のない微量のガス感に、ふくよかな旨味が広がりますが、これがふくらみ過ぎることもなく、最近の低アルみたいに軽すぎることもなく丁度よい。また新酒の時に感じ取れた柑橘のような酸味も甘みとの調和が取れて突出することなく、バランスよく綺麗に消えてゆきます。
新潟県長岡市
越銘醸株式会社
◆山城屋“アルチザン”純米吟醸 おりがらみ
1800ml 3,590円 [tax included]
720ml  1,890円 [tax included]

2024.09.07