岡山県といえば酒米王国。「オマチスト=雄町というお米で造った日本酒を偏愛する人たちのこと」という造語まで生み出した人気の酒米「雄町」の生産量No,1。また酒米の王様と言われる山田錦の生産量も全国2位。その中で最近、新しい岡山の酒米として注目されているのが「朝日」。もともと大正時代までは、西日本で広く作られていたのは「神力」というお米でしたが、神力が急速に減っていき、取って代わり登場したのが「旭」というお米。その旭から選抜された晩生種として高い評価を受け、現在まで続いているのが、この「朝日」となります。要は食べるお米「飯米」ですね。コシヒカリのように粘っこくなく、ふくよかなであっさりした特性があります。その朝日を55%まで磨いたお酒が今回ご紹介する新きらめき燦然 純米吟醸 朝日55<生>。飯米を使用するとよく、線が細い、味の伸びがないとか、青っぽい(若い) とか言われますが、同じ雄町と比べても遜色のない、ギュッと詰まった密度の濃い芳醇な味わいです。
新きらめき燦然 純米吟醸 朝日55<生>
1800ml 3,240円 720ml 1,690円[tax included]
2019.03.30