高知の銘酒「土佐しらぎく」のナチュールシリーズ。新酒一発目が登場です!その名も「天(てん)」。
ひとことで言えば、「非常にみずみずしくシャープ」なお酒。
メロンやライチ、バナナを思わすようなフレッシュな香り。例年よりくっきりと香りが立つイメージで新鮮です。
口に含むと微量のガス感と繊細な酸味が舌を刺激します。含みにオリ特有の香りを感じますがあまり強くはありません。
ミネラルを感じる新酒らしい硬さの残るシャープなイメージで、心地よい苦味とともに消えていきます。
毎年、この後に「水(すい)」という直汲みが登場しますが、違いがわかりにくいということで、今年よりこの「天」はおりがらみのお酒になりました。
そのより初々しい味わいを存分にご堪能くださいませ。
高知県 仙頭酒造場
土佐しらぎく ナチュール「天」おりがらみ生
1800ml 3,300円 720ml 1,760円[tax included]
コンセプト・ワーカーズ・セレクション、豊能梅G×Aシリーズ5年目突入となります!
第一弾はこのシリーズでもっとも人気の高い、新酒おりがらみ生ピンクラベルからのスタートです!
光沢フィルムに輝くピンク色のラベルにふさわしい、フレッシュで生き生きとしたお酒。
香りはみずみずしい洋梨やリンゴ、ライチを思わす香りと、オリ由来のクリーミーな香りが共存しています。
開栓後すぐはチリチリと繊細なガスを感じますが、新酒特有の硬さや苦味は抑えられ、オリの量もほどよく、フレッシュでシャープな印象のお酒です。
喉越しにパンと香りが跳ね返り、スッときえてゆく、バランスの良い上出来なお酒に仕上がりました。
ぜひ、今年の新酒もよろしくお願い致しますm(_ _)m
高知県 高木酒造
豊能梅 純米吟醸 G×A おりがらみ生
1800ml 3,300円 720ml 1,711円[tax included]
「真骨頂」とは、その人や物がもっている本来の姿、「真の値打ち」を意味する言葉です。
西條鶴の真の値打ちとは、はやり造り手「宮地充宜」が大好きな甘口な味わい。
それは、甘ったるいのではなく、きちんと酸味との調和が取れたみずみずしい味わいであること。
私はそれを「キュートな味わい」と表現しています。
桃やイチゴ、ライチを思わすような甘くキュートな香りがします。
新酒しぼりたてらしい幸水梨を思わすようなみずみずしい口当たりに、若々しい酸味。
甘味は強くは感じず、キュートな酸味とうまく調和しているイメージです。
なみずみずしい飲み口が、杯を重ねても飽きること無く、食事との相性も良い純米吟醸酒です。
少し「キュート」使いすぎたでしょうか?
広島県 西條鶴醸造
西條鶴 純米吟醸 「真骨頂」 生
1800ml 3,300円 720ml 1,760円[tax included]
こんなお酒もアリだと思う。
香りは上品ながらもリンゴを思わす甘く爽快な香りと、乳酸を思わす穏やかな香り、熟成により引き出されたマンゴーや洋梨のようなトロピカルな香りを感じます。
ここまではよくある日本酒。
口に含むと控えめな旨みとキュッとしたみずみずしい酸味を感じます。生き生きとした柑橘系のイメージはライトな白ワインに近いものがあります。
しかし、飲み続けているともう一歩進んでレモンサワーのような爽快な味わいに気づくのです!
今の時期ですと生牡蠣は最高に合います!野菜のテリーヌや白身魚のカルパッチョ、野菜のマリネなどの前菜から、和食だと貝類の刺し身、天ぷら(塩)など、さっぱりとした味付けの料理と相性が良いです。
食べ合わせを楽しんでください!なので、こんなお酒もアリだと思うのです。
岐阜県 林本店
百十郎 KEWAI 純米吟醸
1800ml 3,300円 720ml 1,760円[tax included]
広島県は五日市という町に200年以上続く「八幡川酒造」という老舗蔵元があります。
広島でも西方面は、廿日市市にある中国醸造を含め、2軒だけとなってしまいました。
県外における認知はもとより、広島市内においても派手な販売展開はしておらず、地場の五日市という小さな町でほそぼそと消費されている小さな蔵元です。
もちろん大吟醸から普通酒まですべてのお酒を作っていますが、その中でもっとも人気なのが「活性にごり酒」。
「八幡川といえばにごり酒」という認知は、このお酒を知っている人であれば、誰しもが思うこと。
しかし、そのにごり酒は昔ながらの水飴、糖類、醸造アルコールを添加した19度もあるストロングタイプ。
「旨いからといって、飲みすぎてしまうと立てなくなるぞ」とよく聞かされました。
さて、コンセプトワーカーズセレクションにおいて、そのもっとも蔵元が得意とする「にごり酒」にターゲットを絞りながら、次世代の方にも楽しんでもらいたいとの思いでつくったのが、この八幡川「てぶくろ」ほろよいにごり酒です。
純粋に米と米麹だけでつくりました。
新酒らしい青バナナやフレッシュミルク、麹由来のコクのある香りを感じます。
昔ながらのザルで人間がもろみを手濾ししています。
強い活性ですが、ガス抜き栓ですので、よほどコンディションが悪くない限り、吹き出すことはありません。
オリのまったりとした口当たりと、反面ドライなキレが特徴的なお酒で、食事とも合わせやすいにごり酒だと思います。
ぜひ、小さな町の小さな蔵元を、みなさまと一緒に育てていただければ、私にとってこの上ない喜びです。
広島県 八幡川酒造
八幡川 「てぶくろ」 ほろよいにごりさけ
1800ml 3,300円 720ml 1,712円[tax included]
「飲んだイメージを音で表現する」華鳩 味覚音シリーズ最終章。
今回の商品名は、“キューン めろーん スーン。”
アタックの「キューン」は、微量のガス感と酸味による口に広がる爽やかな印象を表現。
ミドルの「めろーん」は、メロンやクリームソーダを思わすような香味が口に広がります。
アフターの「スーン」は、このシリーズの生酒に比べ、余韻は短く、綺麗にスッと消えていくイメージを表現。
音での表現ではないですが、メロンっぽい爽快感を思わず「めろーん」と表現してしまったファニーな1本です!
広島県 榎酒造
華鳩 味覚音 “キューン めろーん スーン。”
1800ml 3,390円 720ml 1,790円[tax included]
雪女神(ゆきめがみ)という酒米はご存知でしょうか?
山形県といえば、全国的にも美味しいお酒が揃っているというイメージがありますが、その条件のひとつである「酒米」を山形県は必死に開発してきました。
当初、吟醸造り用に多く使われていたのは「美山錦」という酒米でした。
これにとって代わる存在として、1995年に登場したのが、出羽燦々(でわさんさん)です。
その後2000年に入って開発された出羽の里。
そして近年、酒米の大様である山田錦を超える、大吟醸クラスの地元酒米として開発されたのが「雪女神」です。
そのため、使用するには条件があります。
①酵母は山形酵母を使用すること。
②純米大吟醸あるいは大吟醸であること。
③精米歩合は50%以下であること。
なんとも高貴な酒米ではございますが、まさにその名の通り、この白露垂珠も美しい純米大吟醸酒に仕上がりました。
控えめながらも透明感のある香り。パインやリンゴ、洋梨のような香りを感じます。
綺麗な口当たりに、熟成により引き出された和三盆のような上質な甘み、どこか日本のシャルドネのワインを思わすようなチャーミングな旨味を感じます。
そのクリーンな味わいは、繊細な料理と一緒にお楽しみください。
山形県 竹の露合資会社
THE白露垂珠 純米大吟醸 雪女神50
1800ml 3,960円 720ml 2,200円[tax included]
三日月をイメージさせるスマートで美しい味わいが特徴のお酒。
グラスに注いだだけで、ふわっと甘い香りがお部屋に広がります。
2つの酵母を使用しているからでしょうか。リンゴのような爽やかな香りも感じますが、メロンやバナナのような甘い香りも魅力的。
熟成によりゆっくりと引き出された旨味が、まるで和三盆を思わす「甘み(旨味)」を感じます。
酸味も穏やかになり、飲んだ際のアルコールのキツさを感じません。優しい余韻がゆっくりと続く、バランスの良い味わい。
ぜひとも窓越しの月を眺めながら飲んでいただきたい、心地のよいお酒です。
愛知県 山﨑合資会社
「奥」 THE MOON 三日月 純米吟醸 火入れ
1800ml 3,388円 720ml 1,793円[tax included]
コンセプト・ワーカーズ・セレクション唯一の芋焼酎があるのご存知でしょうか?
1年半ぶりのリリースとなります。今回は、焼酎にするとまろやかな甘さと爽やかさが特徴のすっきりとした味わいになると言われる「紅はるか」を使用し、大かめでゆっくりと3年間熟成させました。
[ひろしまグッドデザイン賞 奨励賞受賞]
焼酎もオシャレに楽しみたい。
現在落ち着きを見せている焼酎ですが、日本酒同様、女性の方にもカジュアルかつ、お洒落に飲んでもらいたいというのが、コンセプトにあります。
意外だったのが、ラベルが綺麗なので、娘が空いたボトルを机に飾っているというお客様の声。
嬉しい限りです。
鹿児島県 小正醸造
FLOR (フロール) 紅はるか
1800ml 3,520円 720ml 1,793円[tax included]
4年続けてきて、意外な!?ニーズで人気になったお酒。
もともとサンライズというこのお酒は、使用している原料米の「朝日」にかけて、サンライズと名付けられました。
(もちろん、大典白菊というお酒がもう一度、注目されるようにという願いも込めてのネーミングです。)
昨年あたりから、ちょこちょこと年末に売れるという声を聞きまして、調べてみますと「赤いラベルで、サンライズ=日の出ということで、お正月の縁起の良いお酒として買うんだ」というお客様がいらっしゃいました。
なるほど。いまさらですがそれに気づいてからは12月に発売することに。
もちろん定着するには味わいの良さもあります。
ラ・フランスやリンゴのような華やかな香りをベースに、レモンを思わす柑橘系の香り。口当たりは綺麗でスムーズ、低温熟成により引き出された上品な甘みと、スッキリとした余韻が上出来な一品。
2019年のミラノ酒チャレンジにデザイン部門、純米吟醸酒飲部門でデザイン金賞を受賞しましたが、イタリアの専門家もそこまではわかっていなかったはず!?
岡山県 白菊酒造
大典白菊 サンライズ レッド 純米吟醸火入
1800ml 3,399円 720ml 1,738円[tax included]