全く関係ないのですが、なぜか新潟の超有名なメーカーの製造を担当している子に「このお酒どう思う?」と飲んでもらい感想を聞く。グラスに注いで香りを嗅いでみると「ん?」控えめで穏やかな香り、少し閉じた印象があり、あまり主張しないお酒なのかと飲んでみると、そのギャップに驚かされたらしい。山縣のコンセプトは「熟成冷酒」。低温でゆっくりと熟成させたお酒をひやして飲んでもらうというコンセプトだが、8ヶ月以上熟成させているのに、未だしっかりとしたガス感が残っており、甘みを強く感じるジューシーな味わい。しかし、その甘味はダラダラと引っ張らず、心地よい苦味とともにスッと消えていく。「へー。こんなお酒もあるんですね。面白いなー」が彼の感想。ちなみに隣りにいた一般のお客様の感想。「ボンと来て、シュッと消える。私、これ好き」だそうだ。
山口県 山縣本店
「山縣」Art Label 純米無濾過生原酒2019
1800ml 2,992円 720ml 1,650円[tax included]
2019.11.09