このお酒の原料である「中生新千本(なかてしんせんぼん)」は、広島県外の方にはあまり聞きなじみのないお米かもしれません。しかし1954年に県の奨励品種に採用されて以来、良食味で栽培しやすいことから、広島県では農家さんに根強い人気を誇っています(もともとは愛知県で開発された品種です)。コシヒカリにも劣らない食用米としてスタートしましたが、タンパク質含有量が少ないことや手頃な価格が評価され、広島では酒米としても高い人気があります。(昨年のお米の価格高騰により、酒造好適米とほとんど差がない水準まで値上がりしてしまいました。)
種麹を通常より多めに使用し、力強い麹を造ることで、加水しても西條鶴の特徴である酸が失われないよう工夫しています。酵母には昨年同様、しっかりとした発酵を促す6号酵母を使用。マスカットやライチを思わせるみずみずしい果実香に、新酒らしいやや硬めでシャープな印象も感じられます。ういういしく軽やかな口当たり(ガス感はありません)に、やさしく広がる甘みと爽やかな酸味が心地よく調和。これまでの西條鶴が持つ良い意味での野暮ったさや芳醇さとは一線を画す、モダンな味わいに驚かれることでしょう!!まさに「春のるるる」とう名にふさわしい、早春を思わせる爽やかな仕上がりです。
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広島県東広島市
西條鶴醸造
◆西條鶴 春のるるる 純米吟醸〈生〉
1800ml 3,960円 [tax included]
720ml 2,200円 [tax included]
昨年まで萩の鶴「かわるがわる」シリーズは、杜氏・佐藤善之さんが「今、造ってみたいもの」をテーマに、毎年異なる味わいのお酒をリリースする企画として展開してきました。そんな中、萩の鶴のさまざまなサンプルを飲むうちに、「何度飲んでもやはり、萩の鶴の微活性タイプのおりがらみは、わかりやすくて美味しい」と改めて実感。そこで、今年リリースする3アイテムすべてを“おりがらみの微活性”にできないかと佐藤杜氏に依頼しました。
もともとクリーンでシャープな酒質に、おりが絡むことで生まれるのは、なんとも「爽やかジューシー」な味わいが一番の魅力。レギュラー商品との違いを出すために、やや甘めに仕上げ、オリはやや多め、ちゃんと微活性させるそれは、まさに“大人のクリームソーダ”といえます。
リリース第一弾は雄町です。クリーミーで重厚感のある香り立ちに、メロンや白ブドウ、ラ・フランスを思わせる青白系の香り、そこにイチゴやベリー系のキュートな酸味が重なります。しゅわっとクリーンで明るい印象の口当たりから、ラ・フランスのようなみずみずしくジューシーな甘みが口いっぱいに広がります。開栓直後はスマートでキレの良い印象ですが、時間の経過とともに滑らかな甘みが表れ、まったりとした表情へと変化していく、その味わいの変化も大きな魅力です。
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宮城県栗原市
萩野酒造㈱
◆萩の鶴「クリームソーダ」純米吟醸 雄町 おりがらみ微活性〈生〉
1800ml 3,960円 [tax included]
720ml 2,200円 [tax included]
コンセプトワーカーズセレクションの中でも、最もコストパフォーマンスに優れた「チェック白」と「チェック銀」。CWS立ち上げ当初からのブランドで、唯一ラベルを変えることなく、今年でついに10年目を迎えることができました。まさにCWSを代表する、最もロングセラーな商品と言える一本です。
亀齢酒造でもっとも売れているお酒に、「辛口純米八拾」があります。仕込み量は1トン仕込みで、タンク約30本分。その定番酒は、2種類の酵母で醸したお酒をブレンドして仕上げていますが、「チェック銀」は、そのうちの一つの酵母による単独タンクを瓶詰めしたものです。
亀齢の醍醐味といえば、「ザ・芳醇辛口ならぬ、酒度が高く、酸もしっかりとした、腰の据わった酒質」。それを120%表現した、レギュラー商品とは一線を画すオリジナルスペックとなっています。(今後もチェックシリーズは、芳醇辛口を追求していきます)
無濾過のため、うっすらと自然なオリが漂っています。香りは控えめながら、和梨のようなみずみずしさに、リンゴの蜜やカスタードクリームを思わせるコクのある香りを感じ取ることができます。ニュートラルでスムーズな口当たり(ガス感はありません)で、辛口ながらもアタックにはしっかりとした甘みがあり、それを追いかけるように酸が口いっぱいに広がります。開栓後、空気に触れて時間が経つにつれ、穏やかにまとまりが良くなる印象です。
ニュートラルな味わいは、生酒でありながら燗にしても美味しくお楽しみいただけます。
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広島県東広島市
亀齢酒造
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◆亀齢 Check「銀」純米無濾過生原酒
1800ml 2,790円 [tax included]
720ml 1,590円 [tax included]


