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コンセプトワーカーズセレクション

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Archive : 2025年

みなさま、大変お待たせいたしました!今年もついに「遊穂」の季節がやってまいりました。
恒例、第一弾は 「THE FIRST」 のご案内です。冷蔵庫でじっくりと熟成させた一本で、この後は2nd・3rdと続く長期熟成酒を順次リリースしていきます。このシリーズは、あくまで冷蔵庫でゆっくりと熟成させているため、強いヒネ感はなく、上質な熟成によって生まれる複雑さや奥深さの違いを心ゆくまでお楽しみいただけます。
「遊穂」を醸す御祖酒造は、能登杜氏・横道氏を筆頭に、藤田社長も含め、“日本酒は主役である料理に寄り添う存在であること” を信条とする蔵元です。琵琶の長寿、菊姫、常きげんといった名だたる蔵で研鑽を積み、その経験を活かしながらも、決してマニアックさだけを追い求めず、設備や技術を柔軟に取り入れつつ、自らの哲学を20年近く守り続け、進化させてきました。その集大成こそが「遊穂」であり、この「年輪」シリーズは、そのコンセプトを最大限に体現し、熟成による味わいの変化を楽しめる特別な設計になっています。
色調は、澄んだレモンイエローの色合い。炊き立てごはんを思わせる素朴な香りに、和梨やメロンを思わせる香りが寄り添います。さらに熟成由来のナッツやカスタードクリームのようなニュアンスも感じられます。冷やしていただくと、繊細でクリアな口当たりに、熟成のまろやかさが重なり、辛口らしいスマートで引き締まった印象。骨格のしっかりとした旨味と複雑さが魅力です。温めると香ばしさが一層広がり、ふくよかで丸みのある味わいに。とはいえ重たすぎず、広がりすぎることもなく、絶妙なバランスを感じる純米酒に仕上がっています。

石川県羽咋市
御祖酒造株式会社
◆「遊穂」年輪 THE FIRST 純米酒
1800ml  3,390円 [tax included]
720ml  1,790円 [tax included]

2025.09.17

昨年フルモデルチェンジを果たし、ご好評をいただいております萩の鶴「かわるがわる」シリーズ。そのシリーズ最終章として登場するのが、冷蔵庫でじっくりと熟成させた“ひやおろし”的ポジションの火入れ酒です。
萩野酒造の杜氏・佐藤善之さんは、「SAKE COMPETITION 2019」において、次世代の造り手を応援する若手奨励賞を受賞した実力派。そんな佐藤さんが「今、造ってみたい」をテーマに、毎年異なる味わいのお酒を自由な発想でリリースしています。
昨年のテーマは「お米の磨きで味わいはどう変わるか?」。
そして今年のテーマは、「私が今、造りたい辛口酒の表現」。
佐藤杜氏は、「時間経過による変化が少ないとされる辛口酒だからこそ、逆にどのように変化していくのかに注目してみたい」と語ります。その狙いにおいて、このお酒はまさにうってつけといえるでしょう。
萩の鶴らしいメロンや白ブドウのような透明感のある爽やかな香りの中に、リンゴの蜜のような甘みと酸味を感じます。自然な微量のガス感。いまだフレッシュな口当たりに、低温熟成により引き出されたリンゴの蜜ような甘み。その旨味の下支えを感じながら、辛口らしい過度に広がらないキレの良さを持ち合わせた味わいは、薄っぺらい辛口酒とは異なる、味わいに奥行とキレを持ち合わせた、バランスの良い味わいに仕上がっています。

宮城県栗原市
萩野酒造㈱
◆萩の鶴 かわるがわる 辛口純米吟醸 火入
1800ml  3,410円 [tax included]
720ml  1,870円 [tax included]

2025.09.16

中島屋のシリーズ最終章は、即詰め瓶燗火入れの登場です。即詰めによる火入れながらもガス感のあるフレッシュさと、熟成によるまろやかさが見事に調和し、今がまさに飲み頃の一本に仕上がっています。
山口の酒といえば名だたる蔵元が多い中で、中島屋酒造場は小さくともキラリと光る蔵元です。代表銘柄は3つあり、生もと造りで常温や燗で美味しい「カネナカ」、もっとも古い銘柄で甘さと華やかさが特徴の「寿」、そして屋号を冠した中心的な存在の「中島屋」です。そのクオリティの高さに惚れ込み、コンセプトワーカーズセレクションへの参加をお願いしました。味わいのプチプチとしたガス感と、銘柄「寿」を掛け合わせて「プチプチ寿=小さな幸せのお裾分け」という意味を込め、ユーモアのあるコンセプトとラベルが完成しました。
前回・前々回の生酒は酵母にM310を使用しましたが、この火入れには1801酵母を採用しています。白桃やリンゴのような華やかな立ち香に加え、パインを思わせるトロピカルな含み香。ただし1801酵母にありがちな強すぎる香りではなく、あくまで上品にまとまっています。微量のガス感と、角の取れたまろやかな口当たりは新酒のときにはなかった魅力。ふわっと広がる色気のある甘みも、広がりすぎず上品にまとまっています。酸味とのバランスも良く、苦味や渋みを抑えた、まとまりのある上出来な味わいに仕上がっています。

山口県周南市
中島屋酒造場
◆中島屋 プチプチ寿 純米吟醸 火入
1800ml 3,690円 [tax included]
720ml  1,995円 [tax included]

2025.09.09

山城屋アルチザン・シリーズの最終章を飾るのは、「おりがらみ火入れ」です。おりがらみといっても自然に由来するオリがうっすら入っている程度で、印象としては“超うすにごり”といった仕上がりです。今回もキリッと引き締まった辛口仕立てで、ミネラル感のある純米吟醸酒となっています。
越銘醸は、地元で長年愛され続ける「越の鶴」をはじめ、地元新潟の酒販店のみで扱う「壱醸」、そして全国特約店限定のブランド「山城屋」と、3つのブランドを展開しています。その中でも「山城屋」は全量生もと造り。華やかさを前面に出すのではなく、繊細さや素材の旨みを引き出すことに重点を置いた酒質が特徴です。冷蔵庫でじっくりと熟成させた“ひやおろし”的な位置づけのこのお酒は、バナナや熟した梨、花や果実の蜜を思わせる香りに加え、生もと由来のクリーミーな香りも感じられます。ガス感は控えめながら、新酒の頃に見られたシャープな口当たりに、まろやかな甘みと滑らかさが加わり、上品な印象になりました。後半にはドライなニュアンスがしっかり残り、緻密な酸とともにスッと消えていく辛口酒。白身魚や野菜の天ぷらなど、さっぱりとした中に旨みのある料理との相性が良いです。

新潟県長岡市
越銘醸株式会社
◆山城屋“アルチザン”純吟おりがらみ 火入
1800ml  3,590円 [tax included]
720ml  1,890円 [tax included]

2025.09.06

毎年、秋の訪れとともに発売される「きらめき燦然」シリーズの番外酒―その名も「薫る秋」。
搾りたてのお酒をすぐに瓶詰めし、瓶燗火入れを施したあと、冷蔵庫でじっくりと熟成させました。今年は、広島の大学で書道を学ぶ学生たちと一緒にラベルデザインを手がけた、特別仕様の限定ラベルでお届けします。
燦然「薫る秋」は、その名の通り、ひと口飲めば思わず「うまっ!」と声が出てしまうような、華やかで煌びやかな、躍動感あふれる味わいを追求して造られています。燦然の醍醐味でもある“スーパートロピカル”な香りは、白桃、イチゴ、リンゴといった赤系果実の香りに加え、パインやマンゴーなど黄色系果実の甘く濃密な香りが重なり合い、とにかくフルーティーな香りが次々と現れます。口当たりは、チリチリとした軽快なガス感に、相反する濃厚でトロリとした舌触りの共演。華やかなトロピカルフレーバーが口いっぱいに広がり、しっかりとした余韻が続きます。まさに、「気品」「優美」「リッチ」といった言葉がふさわしい、フルーティー好きにはたまらない1本に、今年も仕上がりました。

岡山県倉敷市
菊池酒造
◆燦然「薫る秋」純米酒 雄町65
1800ml  3,465円 [tax included]
720ml  1,815円 [tax included]

2025.09.04

秋に発売される“肉食系純米酒”といえば、この山田穂を使用した直汲み生の「クマ」です。
「肉食系純米酒」のコンセプトは、 ガス感・辛口・骨太 の3つ。 その要素をしっかりと押さえた、躍動感あふれる仕上がりです。熟成による厚みも加わり、シリーズの中でも特に重厚で力強い味わいとなっています。時代がライト志向で草食化する中、あえて真逆をいく尖ったコンセプトは、ますます希少な存在となることでしょう。
香りからして重厚で複雑。バナナを思わせる香りに、カスタードのようなクリーミーさ。さらにオレンジ系の和柑橘を思わせる爽やかな酸も感じられます。口に含めば、チリチリと弾けるガス感と、高アルコール由来のまったりとした口当たり。とろりと厚みのある甘み、口いっぱいに広がるパワフルな旨味、そしてしっかりとした酸によるキレ。 まさにラベルのイメージを体現するようなどっしりと力強い味わいに仕上がっています。肉料理はもちろん、秋の食材を活かしたしっかりめの味付け料理と合わせて、存分にお楽しみいただけたらと思います。

滋賀県高島市
福井弥平商店
◆萩乃露 肉食系純米酒 山田穂直汲み〈生〉
1800ml  3,465円 [tax included]
720ml  1,850円 [tax included]

2025.08.29

THE BOONシリーズは、「南」というお酒の「辛口」「無骨さ」「素直さ」をありのままに表現したいという想いから、AA-41酵母を使用した、反香り系の辛口純米酒に仕上げています。地味な味わいを予想していたのに反して、毎年、非常に爽やかで透明感のある、バランスの良い味わいに仕上がっています。そして、今年は特に上出来です!
生酒のリリース以降、蔵元と何度かお話ししましたが、昨年、米が溶けなかったことを反省し、今年は米をやや溶かし気味に造ったとのことです。溶かすことによる雑味は感じられず、香味がしっかりとお酒に溶け込んだ、メリハリのある味わいに仕上がっています。メロンや青バナナのような爽やかな香りに、ガス感はありませんが、火入れとは思えないみずみずしい口当たり。ほどよい厚みのある旨味と繊細な酸味のバランス。口の中で転がすと白ブドウのような香りが広がります。単調な辛口酒とは異なる、起承転結のある辛口酒に仕上がっています。

高知県安芸郡
南酒造場
◆「南」カラクチTHE BOON! 純米無濾過原酒
1800ml 3,390円 [tax included]
720ml  1,790円 [tax included]

2025.08.28

今年よりCWS初参加の大那ちょうだいな。シリーズ最終章はおりがらみ生の登場です!
人気の大那の超辛口純米と差別化する意味で、「色気のある辛口酒」をイメージしてつくってほしいとリクエストし、香り系酵母で低温発酵させて、無理やり辛口に持っていくのではない、自然な辛口酒を造ることに決定。結果、上品な甘みを感じる「薫りを感じる辛口酒」が完成しました。
ラベルデザインは、現在花王メリットのCMに起用されているイラストレーターの「ニシワキタダシ」さん。ほんわかとした癒されるイラストです。
リンゴの蜜やパイナップルのような黄色い果実の華やかな香りに、オリや麹由来の香ばしい香りも感じ取れます。ガス感は無いですが、透明感のあるクリーンで滑らかな口当たり。上品で優美な甘みとトロピカルな香りが口の中に広がった後、ビビッと辛口の押しとともにスパッと切れるキレの良さ。「こう見えて辛口」の肩貼りのごとく、優美な香りと甘みで油断させておいて、後半スパッと切れる風格のある味わいをぜひご堪能ください。

栃木県大田原市
菊の里酒造㈱
◆「大那」辛口ちょうだいな 純米吟醸おりがらみ生
1800ml  3,520円 [tax included]
720ml  1,890円 [tax included]

2025.08.26

今年からフルリニューアルした「天寶一」。初回リリースの直汲み生、そして続く火入れタイプも、どちらも多くの方にご好評をいただきました。広島県が開発した新しい酒米『萌えいぶき』を使った辛口ということで名付けられた『モエカラ』。シリーズの最終章となる今回は、「おりがらみ生」。メロンや白ぶどうのような爽やかな香りに加え、オリ由来のまろやかでミルキーな香りも感じられ、どこか和梨のような印象もあります。口に含むと、まずはみずみずしくもやわらかな甘みが広がり、「あれ、全然辛口じゃない?」と油断したところで、その後、超辛口と酸味によるググっと来る味わいの波が押し寄せたかと思うと、スパっと消える切れ味の良さ。合わせる料理は、程よい油分と塩気のあるものが特におすすめ。ホッケの塩焼き、鶏の塩焼き、もつ煮込みなど、食事と一緒にお楽しみください。

広島県福山市
株式会社天寶一
◆天寶一 萌辛(モエカラ)純米吟醸 おりがらみ生
1800ml  3,410円 [tax included]
720ml  1,815円 [tax included]

2025.08.20

CWS上位の人気を集める「望」スプラッシュシリーズより、辛口タイプのドライスプラッシュが登場です!
華やかな香りと甘み、フレッシュ&ジューシーさが売りの「望」シリーズにおいて、ある意味“タブー”とも言える辛口酒を、昨年、蔵元にリクエスト。蔵元の定番の「望」辛口純米や「燦爛」辛口とはまた違う「もっと飲んだときにパッと明るい、フレッシュな印象が欲しい」と伝えました。小野杜氏も少し困惑しながらも、今回、見事に素晴らしいお酒を造っていただきました。
ラベルも、今までとは正反対の“黒”をベースとした、宇宙観漂うデザインに。
栃木TS酵母らしい、青バナナやメロン系の香り。穏やかで柔らかさの中に透明感を感じさせる、心地よい香りが広がります。微量のガス感と繊細な酸によって、リクエストどおりの「飲んだ瞬間にパッと明るい印象」のフレッシュな口当たりが◎。即詰めタイプの辛口酒にありがちな苦味や渋味は抑えられ、上品な甘みとふくよかさを残しつつも、しっかりとキレのある、ダレのない味わいに仕上がっています。杜氏の技が光る、甘辛酸の絶妙なバランスの辛口酒が誕生しました。

栃木県芳賀郡
㈱外池酒造店
◆「望」 ドライスプラッシュ 純米大吟醸 火入れ
1800ml  3,690円 [tax included]
720ml  1,980円 [tax included]

2025.08.12