大好評・飛良泉のサワーシリーズもいよいよ最終章となりました。
今年1月に発売した生酒に始まり、新商品の「おりがらみ火入れ」を経て、最後は火入れの完成形として登場します。このお酒は、シリーズの中でももっとも「甘みと酸味の調和」を感じられる、まさに自然体と呼べる仕上がりです。体にスッと染み込むような、完成度の高い味わいとなっています。
ラベルデザインは、東京在住のご夫婦によるデザイナーユニット「CONICO」さん。近年では、ロッテの「トッポ」のパッケージデザインなども手がけています。デザインをお願いした当時、テレビ番組で、路上でストローを使って缶チューハイを飲む女性が増えているという内容を見て、「若い方にもアプローチしたいお酒なので、ストローで飲むという要素をラベルに取り入れてほしい」とお願いしたことが、このユニークなラベル誕生のきっかけでした。
使用している「リンゴ酸高生成酵母」と聞くと、香りが派手な印象を持たれるかもしれませんが、実際は香りも穏やかで落ち着いています。イチゴやサクランボ、リンゴを思わせる赤系のやさしい香りが広がります。口当たりはスムーズで、非常にきれいな飲み心地。スペックだけを見ると「甘酸っぱい味わいかな?」と想像されるかもしれませんが、酸味もやわらかく、決して派手な味わいではありません。冒頭にも書いたとおり、甘みと酸味が見事に調和した、軽やかでナチュラルな味わいに仕上がっています。
少し冷やしてキリッと楽しむのがおすすめですが、蔵元からは「温めても美味しいので、ぜひ試してほしい」とのこと。ぜひ、いろいろな温度帯でお楽しみください。
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秋田県にかほ市
飛良泉本舗
◆飛良泉 サワーガール 純米吟醸
1800ml 3,960円 [tax included]
720ml 2,090円 [tax included]
ちょっから百十郎の最終章は、「おりがらみ生」です。これまでにリリースしてきた生酒や火入れ酒と設計は同じですが、使用しているタンクが異なるため、スペックや味わいに若干の違いがあります。その違いをお楽しみいただけたらと思います。
百十郎のレギュラー商品のラベルは、「隈取(くまどり)」の絵を全面にあしらったデザインが特徴です。そこで、コンセプトワーカーズセレクションでは、あえて百十郎のロゴを前面に押し出した、より正統派のデザインに挑戦してみました。ラベルには日本の伝統文化である「花札」をモチーフに取り入れ、キリッとした辛口の爽やかさを表現しています。地元産の米と酵母にこだわり、爽快なキレ味のある辛口酒を目指した1本です。
香りは、青リンゴを思わせる爽やかさ、和梨を彷彿とさせるみずみずしさ、そしてオリ由来のクリーミーでやわらかな香りが調和しています。瓶内二次発酵による微細なガス感も心地よく、飲み口には熟した果実のようなやわらかい旨味を感じたかと思うと、その直後に辛口らしい苦味とビビッとくる刺激が広がり、スパッと切れるキレの良さが際立ちます。シリーズの中でも、辛口でありながら最も「旨味を感じられ」「味の広がりがあり」「果実味を感じる」一本に仕上がりました。旨味と辛味のバランスに優れた、みずみずしさあふれるお酒です。
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岐阜県各務原市
林本店
◆ちょっから百十郎 純米吟醸 おりがらみ生
1800ml 3,410円 [tax included]
720ml 1,815円 [tax included]
岡山県といえば「雄町」。その雄町のジューシーさを120%引き出した、シリーズの中心的存在「雄町65 無濾過生原酒」の登場です。
コンセプトワーカーズセレクションの中で、もっともフルーティーでジューシーなお酒といえば、間違いなくこの「きらめき燦然」と答えます。香り系好きなファンの心を掴む味わいは、2017年5月に初リリースしてから8年が経ちますが、未だ安定した人気を誇るロングセラー商品といえます。
今年の雄町65も、まさに「スーパートロピカル120%」と呼ぶにふさわしい仕上がり。香りは、桃、パイナップル、マンゴー、洋梨、リンゴといったトロピカルな果実が次々と花開くよう。とろりと艶やかな口あたりに、微量のガス感が重なり、いきいきとしたフレッシュさを演出します。口中ではさらに香りが広がり、しっかりとした余韻が長く続く高貴な味わい。甘みと酸味の絶妙なバランスも素晴らしい、フルーティー好きにはたまらない一本に今年も仕上がりました。
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岡山県倉敷市
菊池酒造
◆新きらめき燦然 純米酒 雄町65〈生〉
1800ml 3,465円 [tax included]
720ml 1,815円 [tax included]
上喜元でおなじみ酒田酒造が贈る「超辛口なのにモダン」「超辛口なのに純米大吟醸」という完全オリジナルの商品、それが「波乗りジョーキゲン」です。
今年3月にリリースした「新酒うすにごり生」から始まり、夏場の火入れを経て、最終章となるのは冷蔵庫でゆっくりと熟成させた無濾過生原酒の登場です!もともと酒度+16の超辛口ですが、熟成によって引き出された果実の蜜のような甘みが見事に融合し、今まさに飲み頃を迎えた一本に仕上がっています。
香りはバナナやメロンを思わせ、梨の蜜のようなみずみずしい甘みが広がります。さらに、イチゴのような可愛らしい甘酸っぱさも香りから感じられます。口当たりは、わずかなガス感によるフレッシュで躍動感のある印象。みずみずしく上品な甘みを感じたかと思えば、中盤から後半にかけては、目が覚めるようなビビッとくる超辛口が舌を刺激し、まるでフリーフォールのような落差のある味わいが楽しめます。「もっと辛いお酒はないの?」という方に、一も二もなくおすすめしたい――そんな刺激的な超辛口に仕上がっています。
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山形県酒田市
酒田酒造㈱
◆波乗りジョーキゲン モダン超辛口 純米大吟醸 無濾過生原酒
1800ml 3,590円 [tax included]
720ml 1,890円 [tax included]
CWS人気上位の「望スプラッシュ」シリーズより、「杜氏の気まぐれレシピ」として昨年までご好評いただいていた商品をリニューアルし、スプラッシュシリーズの番外編として新たに登場です。通常のスプラッシュとは異なり、本商品では原料米・精米歩合・酵母に独自のアプローチを採用。外池酒造店の小野杜氏が毎年テーマを設けて、自由な発想で仕込む“アンリミテッド(=制約のない)”な1本です。伸び伸びとした酒造りの精神が込められた、唯一無二の味わいをお楽しみいただけます。
原料米は栃木県産「五百万石」を使用。酵母には「明利小川酵母」と「M310」という、杜氏の細部へのこだわりを感じるマニアックな仕様となっております。
香りは、白桃やリンゴを思わせる甘いフルーティさに、熟したバナナのニュアンスも感じられます。口に含むとトロピカルな香りが広がり、開栓直後には微細なガス感がフレッシュさを演出。時間の経過とともに、まろやかで艶やかな口当たりへと変化していきます。五百万石ならではの軽快な味わいを活かしつつ、上品な甘みと程よい酸味を重ねることで、ふくよかでバランスの取れた味わいに仕上がりました。時間の経過とともに味わいの変化も楽しめるのがこのお酒の醍醐味でもあります。ぜひ、お試しください。
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栃木県芳賀郡
㈱外池酒造店
◆「望」 スプラッシュ 特別純米 アンリミテッド
1800ml 3,520円 [tax included]
720ml 1,870円 [tax included]
7 年目にして中身もラベルも大幅リニューアル。シリーズ最終章は、冷蔵庫でゆっくりと熟成させた「生酒」の登場です。
時代の変化に合わせ、今までやってきたことのすべてを捨て去り、今年より思いっきり中身もコンセプトもラベルもリニューアルした商品がこの「うめ子のひみつ」。若き杜氏である高木一歩さんと一緒に、若い人が飲んでみたいと思う特徴のわかりやすいお酒を造ろうということで、県の工業技術センターが開発した最新のL.CEL酵母を使用した、トロピカルながらも飲みやすい味わいを目指してつくりました。
パインや白桃、リンゴなどのトロピカルな甘みを感じるスーパーフルーティーな香り。しっかり冷やして飲むと、フレッシュで目の覚めるような甘みと酸味が同時に押し寄せてきます。フルーティーな香りが口いっぱいに広がりますが、低めのアルコール設定と和柑橘を思わすしっかりとした酸味によるバランスが、重たさを感じさせません。まさに、「大人のトロピカルジュース」といった印象の味わいに今回も仕上がっています。
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高知県香南市
高木酒造㈱
◆豊能梅「うめ子のひみつ」純米吟醸 生酒
1800ml 3,490円 [tax included]
720ml 1,815円 [tax included]
「ガス感」「綺麗」「爽やか」「軽やか」。今売れているお酒の要素ではありますが、そればかりでは面白くありません。悦凱陣を醸す丸尾本店出身の西垣杜氏が醸す手造りの純米酒には、ふくよかな旨味とそれを支える酸があり、他では真似できない唯一無二の個性が息づいています。
シリーズ最終章となる「チェック紫」は、千本錦を使った生原酒です。千本錦は、広島県が開発した「山田錦」と「中生新千本」を掛け合わせた酒米で、適度な硬さがあり、高精白に向いた吟醸系の酒に適すると言われています。すっきりとした味わいに仕上がる傾向があるため、今年も- 2 ℃の冷蔵庫で生のまま半年以上ゆっくり熟成させ、味がのった段階でのリリースとなりました。
麹由来のしっかりとした香りに加え、熟成によって引き出された花の蜜やリンゴの蜜を思わせる濃縮感のある甘い香り。含みにはパインを思わせる、ややトロピカルな印象も広がります。口当たりはなめらかで、とろみを感じる質感。和三盆のような麹由来の香ばしい甘みと、しっかりとした酸味が絶妙なバランスをつくり出しています。全体的にはまったりとした重厚感がありながらも、辛口に仕上げてあるため盃が進みます。燗にすれば香ばしさや甘みがさらに引き出され、癒しの味わいに。冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で楽しめる、一本筋の通った味わいのお酒です。
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広島県東広島市
亀齢酒造
◆亀齢 Check「紫」特別純米 無濾過生原酒
1800ml 3,520円 [tax included]
シリーズ第二弾にして最終章となる「香露・惑星9号シリーズ」。前回リリースしたType-Aは大変ご好評をいただき、完売後もリピートのお問い合わせを何度もいただきました。今回のType-Bは、麹の一部に白麹を使用した意欲作です。しかし「白麹」と言われなければ気づかないほど、非常にクリーンな甘みと酸味が特徴の上出来な味わいに仕上がっています。
この「香露」を造る熊本県酒造研究所は、その名のとおり県産酒の酒質向上を目的に、県内蔵元の呼びかけで設立された研究所です。「きょうかい9号酵母」の元株である「熊本酵母」を維持・管理する機関でもあります。そんな「研究所」の新しい挑戦、小仕込みで新しい味わいを探る試験醸造、その中の1本を飲んでビックリ!―「香露って、こんなモダンな味わいが造れるの!?」香りは控えめながらも透明感のある爽やかさ。イチゴやサクランボ、巨峰といった赤紫系の香りに、白麹由来の柑橘系のニュアンスが重なります。わずかなガス感があり、溌剌とした口当たり。ピオーネを思わせるみずみずしい甘みが広がり、酸味とともにクリーンに消えていきます。冒頭でも触れましたが、白麹の特徴が強く出すぎることもなく、またスペックから想像するような過度な甘酸っぱさもありません。通常の日本酒として見ても感心するほど、完成度の高い味わいに仕上がっています。
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熊本県熊本市
熊本県酒造研究所
◆「香露」 惑星9号 純米酒 type-B
720ml 1,890円 [tax included]
曙酒造では、ワイン醸造を目指して地元でワイン用ぶどうの栽培を始めています。世界で広く楽しまれるワインのアルコール度数に着目し、日本酒の今後のグローバルスタンダードを見据えながら、「日本酒も現在のアルコール度数より、もっと軽やかな方向に進むのではないか?」「ワインと同程度のアルコール度数で“美味しい”と感じる日本酒とはどのようなものか?」を日々追求しています。CWSでもその考えを後押しできるお酒をつくろうと、新シリーズ「Sora」が誕生しました。
シリーズの中でも最も攻めた商品が、この「夕空」です。地元・福島の酒米「福乃香」を使用し、アルコール11%の生原酒、酵母無添加の生もと仕込み、さらに白麹仕込みという、非常に挑戦的な設計ながらも、ぴたりと味わいの決まった一本に仕上がりました。
白桃やイチゴを思わせる控えめで上品なフルーティーな香りに、和柑橘のような酸味が調和。口当たりは非常にスムーズで、八朔やライムを思わせる爽やかな酸味がしっかりと広がり、11%ながら薄さを感じさせません。しかもその酸味は決して強すぎず、嫌味のない、テーマに沿った優しく軽やかな酸味。すっと体に染み込むような、ナチュラルな味わいに仕上がっています。
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福島県河沼郡
曙酒造
◆天明「Sora」かろやか純米“夕空”〈生〉
1800ml 3,490円 [tax included]
720ml 1,890円 [tax included]
コンセプトワーカーズセレクション人気No.1「武勇アイラブユー」シリーズ、いよいよ最終章です!今年も「五百万石」のしぼりたて生から始まり、「愛山」や「吟のさと」など多彩な商品を発売してまいりました。そして、この締めくくりを飾るのは「山田錦」の火入れとなります。
さらに今年はラベルもプチリニューアル。色合いを変え、ラブレターをモチーフにしたワンポイントを加えました。そこには、愛情の重さに少し戸惑い、ふてぶてしささえ漂わせる猫の姿を描いています。
味わいはシリーズの中でもっとも香り高く、特にイソアミル系の香気が際立ちます。バナナやメロン、ライチ、白ブドウを思わせる豊かな香りが広がり、チリチリとした微かなガス感と甘みのある口当たりが心地よい仕上がりです。アルコール度数はやや低めながら、トロリとした粘度を感じる味わいで、口中に広がる果実香が程よい酸味とともにゆっくりと消えていきます。シャープな印象が多い「武勇」シリーズの中で、本作は香りの華やかさとリッチな味わいが際立つ特別な一本となりました。
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茨城県結城市
㈱武勇
◆武勇「アイラブユー」山田錦 純米吟醸
1800ml 3,590円 [tax included]
720ml 1,980円 [tax included]


