YAMAGATA
山口県 山縣本店
Farmers and Agriculture
「ファームつるの里」
Brewing / Brewer
「山縣本店」
Design and Art
「月山 香代」
商品コンセプト
単なるすっきりとした辛口酒ではない、
小笠原杜氏の個性が表現された旨辛純米酒。
山縣本店の杜氏である「小笠原」氏は、もともとはバーテンダー出身で、若い頃「本場スコットランドでウイスキーを作りたい!」と思い、日本酒造りが転職に有利と聞いて、「華鳩」を造る広島の榎酒造に転職し、酒造業界の道へ。その後、スコットランドに行くことなく、山縣本店で長年蔵人を勤め、その手腕を買われて杜氏になったという経緯があります。元バーテンダーなので、いろんなものをブレンドや調合したり、さまざまな原料を使ってお酒を造ることが好きで、その好奇心から山縣本店ではレギュラー商品以外にも、ちょこちょこ小笠原氏が遊びで造ったお酒が冷蔵庫に熟成されています。そのお酒を利き酒させていただくと、ノーマークであった「辛口」のお酒の酒質が全般的に良く、単なるすっきりとした辛口酒ではない、ちゃんと個性が表現された旨辛のお酒であることから、「今年から全アイテム辛口でいってみよう!」という話になり、一から造ってもらったお酒がこの杜氏の名前をとった小笠原流辛口純米です。and distribution.
酒米生産者 「ファームつるの里」八代地区の農地とツルが住める環境を守るため。
農事組合法人「ファームつるの里」では、山口県周南市八代地区の農地とツルが住める環境を守ろうと、平成18年に設立、47人の組合員が米を主力に30haを耕作しています。近年、地産地消のため小麦の栽培にも取り組み、県内の学校給食用のパンの材料として出荷しています。山縣Art Labelシリーズでは、つるの里で育った減農薬契約栽培米の山田錦を使用しています。
蔵元 「山縣本店」
心をこめてお酒をつくれば、世界中の人に気持ちが伝わる。
山縣アートラベルを造る山縣本店は、1875 年創業の蔵元。山口県周南市にある瀬戸内の小さな酒蔵です。1984 年に発売した生酒「かほり」がヒット商品に。当時は画期的な技術といわれた付け香「ヤマコン」をいち早く導入し、当時あまり流通していなかった生酒の安定供給にも寄与しました。その後、若い世代にバトンタッチしてからも、伝統を大切にしながら新しい試みにも挑戦しています。杜氏のこだわりは、「美しい酒をつくる」こと。また「心をこめてお酒をつくれば、世界中の人に気持ちが伝わる」と、お客さまにお酒をおいしく飲んでいただけるよう、魂をこめて日々お酒を醸しています。