MINAMI
MINAMI SHUZOUJO / KOCHI Pref.
Farmers and Agriculture
Brewing / Brewer
MINAMI SHUZOUJO
Design and Art
Daigo Harada
CONCEPT
「辛口」「無骨さ」「素直さ」
をありのままに表現したい思いを詰め込んだお酒。
高知の地酒「南」というお酒の味わいの印象はなんでしょうか?「辛口」でしょうか?字体からして「男っぽさ」でしょうか?ネットのコメントには「フルーティー」という人もいれば、「しっかりとした酸味」という意見もあり、人それぞれのようです。
コンセプトワーカーズセレクションを企画する際に、実際に蔵元に訪問して、主要なお酒を利き酒してきました。南の純米吟醸クラス以上にはほとんど高知のCEL酵母が使われています。その中で、「これしっくりくるなぁー」と感じたのが、特別純米のAA41酵母を使用したものでした。
私の思う南というお酒の「辛口」「無骨さ」「素直さ」をありのままに表現したい思いを蔵元に伝え、作っていただいたのが、このオリジナル「カラクチTHEBOON!」です。このありのままの味わいを、若い人にも飲んでもらいたいという思いと、高知の荒波をかけ合わせてコンセプトとラベルを考えました。
Brewery / MINAMI SHUZOUJO
淡麗辛口の男酒と言われる高知の酒の中で、
異色の「芳醇旨口」な味わいを追求したブランド「南」。
南酒造場は高知県東部の安芸郡安田町にあり、天然鮎が遡上する清流・安田川の伏流水で酒造りを行ってきました。もともとは、地元での屋号を「山形屋」といい、江戸時代にはこの地で廻船問屋を営んでいました。酒造りを開始したのは明治2年と言われています。代々「玉の井」とうい銘柄を販売していましたが、前当主、南卓治氏が、1998年に首都圏を中心に販売を考えた限定ブランドが「南」となります。南は、精米歩合60%以上の特定名称酒のみに絞り、淡麗辛口の男酒と言われる高知の酒の中では、異色の華やか且つ味わいの骨格がしっかりと感じられるタイプのお酒です。
Design / Daigo Harada
高知の雄大な海、波、南の味わいを
力強くビジュアルに落とし込んだデザイン。
[Profile]
エディトリアル、グラフィックデザインを中心に、ロゴ、シンボルマークを制作。
お客様の思いに寄り添いながら一緒にモノづくりをしていくことを信念としている。