「長陽福娘」アクティブ
CHOUYOUFUKUMUSUME
山口県 岩崎酒造
農家・農業
造り・造り手
「岩崎酒造」
デザイン・芸術
「嶋津まみ」
商品コンセプト
真面目で控えめな蔵元の印象を逆手にとり、
「お酒好きな娘」を積極性で表現したコンセプトのお酒。
山口のお酒といえば何を思い出すでしょうか?いまや有名になりました「獺祭」でしょうか。獺祭と同じ市にある「雁木」、それとも「東洋美人」でしょうか。今回ご紹介する岩崎酒造は、萩焼で有名な萩市にある年間石数300石程度の小さな蔵元です。創業当時、蔵元である岩崎家に女の子が次々と誕生したことからその娘(こ)らが福々しいよい娘に育ってほしいとの願いを込めて「長陽福娘(ちょうようふくむすめ)」と名付けられました。
長陽福娘のコンセプトである、飲み手に寄り添い、食事に寄り添う自らを主張しないそのお酒は、派手さは無いけれども体に染み込むようなやさしい味わいです。その味わいを守りながらも、コンセプトに面白さをひとつ加えたオリジナルのお酒が、この長陽福娘アクティブシリーズです。
蔵元 「岩崎酒造」
酒造りの合言葉は「和醸良酒」。
妥協を許さず厳しさの必要な酒造りの現場でも和気あいあいとした意思疎通を欠かさず、常に向上心を持った酒造りを。
岩崎酒造は、明治34年(西暦1901年)に初代・岩崎小左衛門によって創業されました。創業の地は現在の蔵から北東へ少し離れた場所でしたが、間もなく現在の蔵を引き継ぐ形で移り、以来現在の萩市東田町で酒造りを続けています。創業当時より原料となる酒米の品質にこだわり、蔵元と蔵人らが心を一つにして良質のお酒を醸しています。 酒造りは良質のお酒ができやすい冬場の寒造りを中心に300石ほどの極ごく少量の生産で、純米吟醸や純米酒といった特定名称酒を中心に極上のお酒を醸しています。
イラストレーター 「嶋津まみ」
[Profile]
広島市生まれ。
武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン科卒業後、子供服会社ファミリアを経て1990年より独立。
18年間東京を拠点に広告、雑誌、書籍を中心に活動。
1993年~1994年 フランスパリに語学留学。
2008年 故郷広島にアトリエを移し創作活動を続ける。
2012年 カメラマン清水武司と「JOY」結成。
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「アクティブなスポーツに挑戦する着物の女の子」というご依頼でした。なかなか難しいご依頼でしたが、大好きな日本酒のラベルのお仕事はずっとやってみたかったので楽しく描かせていただきました。着物娘にスピード感を持たせるのがけっこう大変でした。真剣にアクティビティに挑戦する日本酒大好き娘、クスッと笑えるラベルになったのではと思います。