「萩乃露」肉食系純米酒
HAGINOTSUYU
滋賀県 福井弥平商店
農家・農業
「地元契約栽培農家」
造り・造り手
「福井弥平商店」
デザイン・芸術
「瀧川裕恵」
商品コンセプト
「ガス感」「辛口」「骨太」な味わいを、
ハングリーな飲み手に楽しんでもらいたい。
JR近江高島駅を降り、メイン通りを歩いて5分。壮大な琵琶湖のほとりに福井弥平商店はあります。江戸時代中期、寛延年間に創業以来、260年以上にわたり近江の地高島町勝野で酒造りを続けている歴史のある蔵元。「萩乃露」の名は創業当時の藩主から勝野が浜に群生する萩にちなんで命名を賜ったと伝えられています。現在の年間石数は約600石。多くは地元、関西近郊で消費されており、全国的にはまだ流通の少ない銘柄でもあります。
萩乃露の特徴は、「ガス感」「辛口」「骨太」の三拍子そろった、躍動感のあるしっかりとした男性的な味わいです。それを「肉食系純米酒」という、コンセプトを絞ることでしっかりとした存在感を持たせ、あえて女性イラストレーターを起用することにより、「日本酒が好きな女性目線」でデザインすることにより、男女問わず楽しんでもらえる商品に仕上げています。
酒米生産者 「地元契約栽培農家」農家への信頼と共感をベースにしたお米で酒造り。
福井弥平商店では、山田錦、滋賀渡船六号、山田穂、吟吹雪、日本晴、こしひかり、夢みらいなど多様なお米を使用しています。地元高島では化学合成農薬と化学肥料の使用量を通常の5割以下に削減し、環境への負荷を低減する環境こだわり農産物基準の「山田錦」や「吟吹雪」の契約栽培に取り組んでいます。この萩の露-風-で使用している山田錦は、地元高島市産の単一農家・中村栄次郎とエコ農業ニシサカさんの契約栽培米山田錦を使用しています。
蔵元 「福井弥平商店」
酒は風土を映す鏡。
当地の穏やかで豊かな情景が思い浮かぶお酒をつくりたい。
この萩の露-風 KAZE-を造る蔵元が、滋賀県高島市にある福井弥平商店です。江戸時代中期、寛延年間に創業以来、260 年以上にわたり近江の地高島町勝野で酒造りを続けている歴史のある蔵元。「萩乃露」の名は創業当時の藩主から勝野が浜に群生する萩にちなんで命名を賜ったと伝えられています。
「酒は風土を映す鏡」だと言われることがあります。萩乃露は当地の豊かな自然や里山で育まれた良質な米、やわらかな水など地元の恵みを大切にして酒を醸したいと言います。萩乃露を飲むと、当地の穏やかで豊かな情景が思い浮かぶ…、そんなお酒を目指して造られています。
デザイン 「瀧川裕恵」
辛口で微発泡のキリッとした萩の露。「肉食系純米酒」とネーミングしましたとお聞きし、酒商山田さんとの話し合いの中で、インパクトのある肉食系の動物、それぞれ「ライオン」「クマ」「オオカミ」で表現することに。男性はもちろんですが、女性にも手にとっていただき、このお酒の良さを実感してほしい想いで、多彩な色を使い、華やかに仕上げました。
[プロフィール]
1983年 広島生まれ 広島在住
2004年広島のデザイン会社へ就職。
2015年フリーランスとして独立。
「飾る場所の、そして持ち主が心地よくなる絵」をコンセプトに
色を枠にとらわれず、命のあるものを表現する。
個展原画展示販売、オーダーでの原画制作、広島を拠点に全国の多業種イラスト制作、印刷物などを手がける。
イラストレーター/グラフィックデザイナー