「来福」くだもの
RAIFUKU
茨城県 来福酒造
農家・農業
全国の契約栽培米
造り・造り手
「来福酒造」
デザイン・芸術
「まるやまひとみ」
商品コンセプト
香味を誰もが食べている「くだもの」に例えて、
わかりやすく、楽しく飲んでもらいたい。
蔵元に訪問した際のこと。小さな蔵元でありながら、醸造機器の豊富さに空いた口が塞がらなかったのを覚えています。自家精米機を持っていることから始まり、小さな細かいサイズ別タンクがいっぱい。搾り機は、ヤブタにはじまり、槽、遠心分離まであります。藤村社長曰く、「ウチは機器が揃っているので、何でも造れますよ」という話から、「それでは、くだものの香りがするお酒を造ることができますか?」という問いに、「うーん。狙うことは出来るけど、まずは酒質を第一に考えた場合、ぴったりに造るのは相当難しいだろうね」という返答でした。
日本酒にあまり慣れ親しんでない人でも、味や香りを誰もが食べている「くだもの」に例えて、わかりやすく飲んで楽しんでもらえれば日本酒ファンが増えるのではないか?前々から漠然と考えていた構想を具現化してくれるのは来福酒造が一番近いのではないか?このような経緯で作品は完成しました。
農家 全国の契約栽培米
蔵元 「来福酒造」
多品種の酒米を駆使し、天然の花酵母で醸す。品質一本、真向勝負なお酒。
1716年(享保元年)、近江商人が筑波山麓の良水の地に創業。
創業当時からの銘柄「来福」は俳句の 福や来む 笑う上戸の 門の松 に由来するものです。
原料米と水にこだわりを持ち、品質一本、真向勝負を経営理念に、伝統技術を駆使して磨き重ねた商品の数々を、お飲みになるお客様のもとに福が来ますことを願って醸造してます。
来福酒造では、約10種類の酒造好適米と天然の花酵母を使用しています。 酒造好適米は、現地に出向いて契約栽培をしているものもあります。現在は日本全国のものを使用していますが、年々、地元米を今以上に増やしてく方向。酵母もほとんどが自社培養しており、いい米がいい麹を造り、いい酵母とミックスされ来福酒造の製品は出来上がっていきます。
デザイン 「まるやまひとみ」
喫茶店・カフェ・ベーカリーをこよなく愛するフードイラストレーター。
[プロフィール]
12月26日生まれ
横浜生まれ横浜育ち。
喫茶店・カフェ・ベーカリーなどを
こよなく愛するフードイラストレーター。
「おいしいは楽しい!」をテーマに、リアルからやわらかなタッチまで幅広い表現で食の楽しさを伝えるイラストを展開。手描きにこだわり、日々美味しさを表現するため研究している。
2017年に出版した著書「まるちゃんのはらぺこパンBOOK」をきっかけに、テレビ・ラジオといったメディアにも出演。取材で全国を巡るなど、年間に数百軒のお店を訪問する。
デザインフェスタなどのアートイベントのほか、個展や企画展への出展、自身が企画・主催をする展示会も開催し、積極的に活動中。アートイベント出展時のサークル名は<ウタタネ喫茶室>。