「望」スプラッシュ!
BO:
栃木県 外池酒造店
農家・農業
造り・造り手
「外池酒造店」
デザイン・芸術
「カズシフジイ」
商品コンセプト
口に含んだ瞬間に「パッ!」と弾けるような
明るい印象を最大限に表現したシリーズ。
外池酒造店には、「燦爛」「外池」「望」という3つのブランドがあります。そのうち「望」は限定流通ブランドとして2012年にスタートしました。「望」は、爪先立って遠くに目をやることで、嗜好品としての日本酒、文化としての日本酒など明日の日本酒への挑戦として立ち上げた新コンセプトのお酒で、小野誠杜氏を中心に若手チームで造られています。望シリーズはすべて無濾過でアルコール16度の原酒。そしてアルコール添加をしない純米酒。「すがすがしい透明感と、淡麗かつ芳醇な、まあるい甘みがクセになる」味わいを目指して造られています。口に含んだ瞬間に「パッ!」と弾けるような明るい印象のお酒。私が初めて望を飲んだときの印象です。その特徴を最大限に活かし、表現したオリジナルをお酒をつくりたいと外池社長にお願いし、今回の商品が誕生しました。水をはね散らかす、水しぶきを上げるという意味合いの「スプラッシュ!」。ガス感を含んだフレッシュ&ジューシーなお酒を目指しました。
蔵元 「外池酒造店」
下野杜氏と南部杜氏の両方の資格を持つ小野誠氏を中心に、伝統を重んじながらも新しいことに挑戦しつづけ、ひとつひとつ丁寧に手造りで醸す。
1829年(文政12年)に栃木県宇都宮市で始まった造り酒屋外池荘五郎商店。家業の造り酒屋を兄と一緒に営んでいた5男・外池逸五郎氏が、1937年(昭和12年)に益子の地に分家という形で「外池酒造店」を創業。現在の蔵元は3代目の外池茂樹氏です。
日本酒以外にも米を原料とした焼酎、リキュール、どぶろくなど様々な商品を開発し、製造販売しております。また日本酒コスメも開発し、オリジナルのブランド「蔵元美人」も全国展開しております。
酒蔵には年間数万人が訪れ、観光酒蔵として観光地である益子町を盛り上げています。
デザイン 「カズシフジイ」
お酒のラベルとしては珍しいコラージュアートを採用したデザインで印象的な商品を作りたいと言うご要望を受け、制作したラベルです。
望の漢字をメインにSplashのイメージを組み合わせたコラージュです。
望の書体は、伝統的な筆書体から未来を見据えた新しい形へ進化を遂げたオリジナル書体を表現しています。
[おりがらみ]水面から水が弾けるイメージに、飛び散るオブジェクトをあしらったデザインです。
[生酒]弾ける水をカラフルに表現する事で味の奥深さを連想させ、興味を引かせます。
[火入れ]水から飛び立つ鳥、日本酒の稲、水、清流を泳ぐ魚、などのイメージを使用。
[プロフィール]
1979年広島生まれ。広島在住。穴吹デザイン専門学校卒業。
2つの会社でグラフィックデザイナーとして20年勤務後、2019年に独立。フリーのグラフィックデザイナー・アートディレクターとして印刷物のデザインを中心に活動。
Adobe主催の国内外のコラージュデザインコンテストにて多数の賞を獲得。
コラージュアーティストとしても活動。
コラージュを使用したポスター、Webサイト、ロゴ、パッケージ、CDジャケット、アー写、MVなど、様々な案件を受ける。
2020年6月Adobe Creative Residency第一期メンバーに加入。Adobeのバナー制作や、イベント企画に参加する。



