「奥」THE MOON
OKU
愛知県 山﨑合資会社
農家・農業
「愛知県夢吟香生産者」
造り・造り手
「山﨑合資会社」
デザイン・芸術
「対馬 肇」
商品コンセプト
これぞ「奥」深い世界観。
熟成とともに変化する味わいを堪能する。
愛知県は西尾市にある山﨑合資会社。蔵元のある西尾市の幡豆地区は、三河湾国定公園に指定され、眼前に広がる大海原には“前島”、“沖ノ島”といった小島が点在し、変化に富んだその美しさは“東海の瀬戸内海”とも称されています。明治36年の創業以来、この地を舞台に営々と酒造りひと筋に歩んできた造り酒屋です。
「奥」の真骨頂は酒の熟成にあり。先代の山崎社長がおっしゃられていた言葉を3部作で表現できないか?奥というお酒は本来熟成することによって、名前のごとく奥深い味わいに変化していくことが一番の特徴だと考えています。それを月の満ち欠けに照らし合わせて考えました。新酒のおりがらみ活性酒は「満月」、少し熟成させて味乗りさせた生酒は「半月」、ゆっくり熟成させた火入れは「三日月」。よく見ると、満月→半月→三日月の形を見てみると「OKU」となっています。
酒米生産者 「愛知県夢吟香生産者」酒造りの未来が託された“夢吟香”の可能性とは。
奥 THE MOONで使用されるお米は、地元愛知県は安城市、新城市、西尾市で栽培された「夢吟香(ゆめぎんが)」を使用しています。この度は、蔵元の位置する西尾市の生産者「柴田清」さんを訪ねました。柴田さんの田んぼは、約1200年前から続く国の重要無形民俗文化財「鳥羽の火祭り」が行われる鳥羽神明社の麓に位置します。夢吟香をはじめ、若水、コシヒカリ、面白いとろこでは13種類の古代米を作っており、古代米は山﨑合資のあま酒に使用されています。
夢吟香は、愛知県が新たに平地用に開発した酒造好適米です。若水に山田錦の特性を取り入れるよう工夫されたお米で、酒造りの未来が託されたお米です。この度も杜氏の木俣さんと「来年度はもう少しタンパク含有量が少なくなるよう、肥料の量やタイミングを調整してもらえないか」と良い酒造りに向けて話し合ったところでした。
蔵元 「山﨑合資会社」
海も山も島も。豊かな自然を舞台に酒造りひと筋に歩んできた造り酒屋。
この奥 THE MOONを造る蔵元が、愛知県は西尾市にある山﨑合資会社です。蔵元のある西尾市の幡豆地区は、三河湾国定公園に指定され、眼前に広がる大海原には“前島”、“沖ノ島”といった小島が点在し、変化に富んだその美しさは“東海の瀬戸内海”とも称されています。明治36年の創業以来、この地を舞台に営々と酒造りひと筋に歩んできた造り酒屋です。
幡豆の豊かな自然が育んだ水と、澄んだ空気、そして独自の酒造りノウハウのハーモニーから生まれた製品群の数々は、主力ブランド「尊皇」、「尊王」をはじめとして高い評価を得ています。
デザイン 「対馬 肇」
お酒の熟成という神秘的な現象を宇宙に例えて、熟成過程を月の満ち欠けに照らし合わせて考える。
奥というお酒は本来熟成することによって、名前のごとく奥深い味わいに変化していくことが一番の特徴だと考えています。それを月の満ち欠けに照らし合わせて考えました。新酒のおりがらみ活性酒は「満月」、少し熟成させて味乗りさせた生酒は「半月」、ゆっくり熟成させた火入れは「三日月」。よく見ると、満月→半月→三日月の形を見てみると「OKU」となっております。シルバーステッカーに白色印刷を重ねた神秘的なデザインに仕上がりました。
[Profile]
1970年広島県呉市生まれ。
岡山ポリテクカレッジ短期大学校 プロダクトデザイン学科卒業
環境施設メーカーを経て1995年独立。
アートディレクター/グラフィックデザイナー
現 大阪芸術大学短期大学部 准教授