「土佐しらぎく」ナチュールドライ
TOSASHIRAGIKU
高知県 仙頭酒造場
農家・農業
造り・造り手
「仙頭酒造場」
デザイン・芸術
「月山香代」
商品コンセプト
ナチュラルな辛口酒
仙頭酒造場の代表銘柄「土佐しらぎく」。蔵に訪問した際、杜氏である仙頭竜太さんに「土佐しらぎくの目指す酒質とは?」と聞いたところ、「スッキリながらも昔の辛口酒といわれる土佐酒とは異なる、透明感のある上品な香り、繊細かつまるみのある味わい」であると言います。それは飲んでみるとすぐにわかります。香り・味わい・喉越し、まさに嫌味のないニュートラルな味わいで、すっと体に染みわたる「ナチュラル」なイメージがあります。
それはまさにワインでいう「ヴィンナチュール」(自然派ワイン)のようなイメージ。ヴァンナチュールを説明すると長くなりますので割愛しますが、可能な限り自然に寄り添い、自然の力を存分に引き出せるように作られたワインのことであり、飲んでいて疲れない、食卓に一本常に置いてある、日常に寄り添うイメージのお酒です。
リリースした後日、竜太さんに「土佐しらぎく ナチュール」というネーミングについて聞いたところ、「私も昔、フランスに行った際にヴァンナチュールはたくさん飲みましたし、非常に好きなジャンルのワインです。なので、今回のネーミングは非常に気に入っています」。ここに「土佐しらぎく ナチュール」が誕生しました。
2025年、テーマを「ナチュラルな辛口酒」とし、リニューアルしました。商品名は「ナチュール」から「ナチュールドライ」へ変更しました。
酒米生産者
蔵元 「仙頭酒造場」
透明感のある上品な香り、繊細かつ味にまるみのある味わいを目指して。
土佐しらぎくナチュールを造る仙頭酒造場は、明治36 年創業。創業当時の「志ら菊」という銘柄は、初代仙頭菊太郎の「菊」と、白菊のように清らかで綺麗なお酒を醸したいという思いから命名。現在、営業・事務を担当している蔵元のお嬢さんである仙頭美紀さんが、蔵に戻って2年目に特定名称酒を中心とする銘柄「土佐しらぎく」を立ち上げます。そして平成17 年、全国の酒蔵で働いた経験をもつ仙頭竜太さんが新しい杜氏としてやってきます。現在は美紀さん、竜太さんのご夫婦で透明感のある上品な香り、繊細かつ味にまるみのある酒造りに励んでいます。



