山縣本店の杜氏である小笠原氏は、もともとはバーテンダー出身で、その後「華鳩」を造る広島の榎酒造に転職し、酒造業界の道へ。現在の山縣本店で長年蔵人を勤め、その手腕を買われて杜氏になったという経緯があります。そんな小笠原杜氏の醸す単なるすっきりとした辛口酒ではない、ちゃんと個性が表現された旨辛のお酒。
シリーズ第二弾は、山口県産山田錦と山口9E酵母の組み合わせである「オール山口」のお酒が登場です。リンゴやバナナ、乳を思わすようなやさしい甘みを感じる超辛口とは思えない良好な香りを感じます。一見穏やかな口当たりと、やわらかい甘みがふくらんだかと思ったら、その後すぐにビビッと刺激的な超辛口の刺激を感じ、スパっと消えるキレの良さ。数値だけじゃ読み取ることが出来ないこの味わい。開栓後空気に触れることにより、甘みとのバランスが良くなります。早飲みを気にしなくて良い点では、飲食店様にもオススメ。
味付けの濃い料理にも負けない、ふくよかさと超辛口のキレを兼ね備えた1本をぜひ、お試しあれ!
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山口県周南市
山縣本店
◆「山縣」 小笠原流 辛口純米 山田錦
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
2024.07.22