西條鶴は、造り手である宮地杜氏が甘いお酒が好き。
なので、甘くてジューシーな味わいがウリのひとつで、酒度はマイナスながらも酸味で切らすという、イチゴミルクを思わすキュートな酒質が特徴です。
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そんな宮地杜氏が造る、真逆の正当辛口酒がこの「破天荒」。
酒度+10の超辛口に仕上げました。
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香りからして酸味とドライな印象を感じますが、その中でも桃やイチゴ、バナナやパインのような、西條鶴らしい香りのエッセンスを感じます。
飲み口はドライでその分しっかりとした酸味を感じます。
甘みというよりかは、厚みのあるコク・旨味を感じながらも、終始酸味を感じながらドライにキレてゆく印象のお酒です。
塩気のある料理との相性が良いです。
焼きほっけ、焼き鳥、鰻の蒲焼。イカの塩辛、アンチョビのパスタなど、塩っ気のある料理との相性が良いお酒です。
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広島県 西條鶴醸造
西條鶴 純米吟醸「破天荒」超辛口
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
搾ったあとにオリを絡ませ、瓶の中で少し二次発酵させた微活性酒。
今年はラ・フランスや幸水梨の強い香りが特徴的で、その他、マンゴーや黄桃、リンゴのような香りも感じます。
強くもなく弱くもない心地よい活性感と、オリ由来のクリーミーな旨味、そして程よい余韻。
昨年はオリ感が強く「大人のカルピスソーダ」と表現しましたが、今年は「大人のカルピスソーダ ラ・フランス味」といった印象でしょうか。
そのまま乾杯で飲んでも美味しいですし、揚げ物やコッテリとした肉料理など、脂っこい料理の油を流してくれる、現代の味付けの濃い料理にもマッチする味わいだと思います。
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愛知県 山崎合資会社
奥 「THE MOON」 満月 純米吟醸 おりがらみ<生>
1800ml 3,388円 [tax included]
720ml 1,793円 [tax included]
冷蔵庫で1年半ゆっくりと熟成させることにより、甘辛のバランスを整えています。
日本酒度は超辛口の「+11.5」。
シャープな印象ながらも、骨格のしっかりとした厚みのある旨味が下支えする、飲みごたえばっちりの辛口純米酒です。
辛口にありがちな粗さや苦味は抑えられており、メロンや梨、青野菜のような爽やかな香り、乳を思わす厚みのある香りがします。
含みに感じる微量のガスがハツラツとした印象を与え、飲みごたえを感じながらもシャープにキレてゆく、最高の食中酒です。
冷やして爽快に、温めてコクを楽しむことができる、幅広い温度帯で楽しめる1本です。
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山口県 山縣本店
新「山縣」 超辛口 純米無濾過原酒
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
食事と相性を考え、辛口に仕上げながらも味わいを感じるお酒を目指しました。
香りは控えめながらも、和梨やさくらんぼ、白桃のような初々しくみずみずしい香りが特徴です。
さらりとした口当たりに、辛口な分、柑橘を思わす爽やかな酸味を感じますが、昨年の甘さからくるもったりとした印象はなく、キリッとした印象の味わいで、杯を重ねることができす。
和洋問わずスッキリとした味付けの料理との相性が良いです。
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福島県 曙酒造
天明 「MITSUGO」 AQUA(アクア) 純米<生>
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
今年の春に登場した「サンライズ ピンク」は、おりがらみ生酒で、みずみずしい和梨やライチ、青バナナの香りを主体に感じました。
今回ご紹介する直汲み生の「ブルー」は、リンゴやラ・フランスを思わす華やかな香りをダイレクトに感じる、フルーティー好きにはたまらない1本に仕上がっています。
つるりとまろやかなアタックに、嫌味のない甘みが口に広がります。
余韻も程よく、喉越しにもラ・フランスのような香りが跳ね返ってくるリッチな味わい。
フルーティー系日本酒が好きな方に喜んでいただける、夏の限定酒です。
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岡山県 白菊酒造
大典白菊 サンライズ ブルー 直汲み<生>
1800ml 3,390円 [tax included]
720ml 1,790円 [tax included]
飲んだイメージを音で表す「味覚音(みかくおん)シリーズ」。
味覚を音で表現したこのお酒は、毎年・毎商品ごとに肩貼りの表現が変わる楽しさがあります。
今年のおりがらみは「チリチリ・カチッ・スーン。」
チリチリしたガス感と、新酒らしいカチッとしたキレ。
バナナや洋梨のようなふくよかな香りが、最後にスーンと消えていく印象です。
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広島県 榎酒造
華鳩 味覚音 純米吟醸 おりがらみ<生>
1800ml 3,390円 [tax included]
720ml 1,790円 [tax included]
CWSの中でも人気なシリーズ「肉食系純米酒」の季節限定酒が登場!
暑い夏に飲みたいパワフルな辛口酒です。
肉食系純米酒のコンセプトである「ガス感・辛口・骨太」に、今回は「ふくよかさ」がプラスされています。
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ザ・バナナと言わんばかりのふくよかな甘い香りと、ライチやメロンのような爽やかな香りが混在しています。
直汲みらしい強めのガス感がハツラツな印象を与え、ふくよかな旨味とキレの良さが特徴のお酒です。
ハイアルコールの飲みごたえは健在!
しっかりとした味付けの料理と合わせる食中酒としてオススメです。
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滋賀県 福井弥平商店
萩乃露 肉食系純米酒 「ワシ」混醸・直汲み生
1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]
明治20年の創業以来、食中酒にこだわる姿勢を「汲むほどに 味も香りも 深き酒」という言葉に込めて、受け継いできました。
その言葉通り、「やわらかくふくよかな印象」の白鴻ですが、新しい時代に合わせた味わいも追求していかなくてはいけません。
この度、蔵の跡継ぎ候補である20代の盛川薫さんと一緒に、若い人が飲んでみたいと思う酒質からコンセプトに至るまでを考え、作り上げました。
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オリ由来のミルキーな香りに、ライチやメロン、白ブドウのような爽やかな香りを感じます。
微量のガス感と、低アルコールのつるんと軽やかな口当たり、けっして薄っぺらくなく、ほわっと旨味が広がり、心地よい酸味とともに消えていきます。
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蔵元の近くに標高839mの野呂山という山があります。
その「野呂(のろ)」と、「どこまでものろのろ飲める軽やかな酒」をかけて、「のろり」という名前になりました。
そんなストレスフリーなお酒。今からの季節、アウトドアに1本もっていきたい味わいです。
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広島県 盛川酒造
白鴻 「のろり」特別純米 おりがらみ生
720ml 1,860円 [tax included]
FARM to TABLEとは、「農場から食卓へ」の意味し、2010年代のアメリカ西海岸から広まった食に対する考え方のひとつです。
生産者と消費者が近い距離にあり、環境にも配慮したサステナブルな食材を地産地消するような食に関しての潮流を指します。
この本洲一も、広島は熊野町の1農家が作った千本錦を、もっとも近い蔵元である梅田酒造店に送り醸した、原料からオリジナルのお酒です。
リンゴやラ・フランス、白い花の蜜のような魅惑の甘い香りと、爽やかな酸味を感じるフルーティーな味わい。
スムースな口当たりに、口の中で果実の香りが上品に広がり、ゆっくりと消えてゆきます。
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広島県 梅田酒造場
本洲一 「FARM to TABLE」純米吟醸しぼりたて生
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1800ml 3,300円 [tax included]
720ml 1,760円 [tax included]