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コンセプトワーカーズセレクション

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Archive : 2020年 1月

土佐しらぎくナチュールシリーズの新酒第一弾がこれ。「まる」ではなく「天(てん)」です。太陽、月、空気、大気、気候を描写。天の恵みをイメージした作品です。私にも書ける!と思ったあなた。デザインとは時に、シンプルに削ぎ落とすことのほうが難しかったりもするのです。さて、肝心の味わいといえば、もぎたてのメロンやバナナ、白ブドウのような初々しい香りを感じます。口に含んだ際の繊細な酸味が印象的で、あくまでも透明感がありスマート。自然体にこだわった結果です。イカの刺身に今流行の生胡椒を添えて。生カキなどにもぴったりです。少し冷やして繊細な料理と一緒に楽しんでください。
高知県 仙頭酒造場
土佐しらぎく ナチュール「天」生酒
1800ml 3,360円 720ml 1,760円[tax included]

2020.01.24

現社長である高木直之氏は、蔵に戻る前にバイオテクノロジーの会社で微生物関係の仕事を10年勤めていた経緯から、現在の豊能梅のラインナップは、酵母と酒米の組合せで種類がいろいろと別れています。そのあみだくじのような組合せ表をじーと見ていました。「吟の夢とCEL19」「松山三井とAC95」「五百万石とAC17」「五百万石とCEL24」、、、「あれ?吟の夢とAC95の組み合わせの商品はありますか?」「現状ないです」。「いいじゃないですか!高知県産のお米と高知県の酵母の組み合わせ!」その頭文字をとってG×Aは誕生しました。新酒第一弾となります豊能梅G×Aの一番人気ピンクラベル。青リンゴやラ・フランスのような爽快な香りと、おりがらみのクリーミーな味わい。少しシュワッとガス感がある、飲みだすと止まらないヤバいやつです。
高知県 高木酒造
豊能梅 G×A 純米吟醸 おりがらみ生
1800ml 3,300円 720ml 1,711円[tax included]

2020.01.17

なぜ日本酒用に使われるお米はたくさん磨く(削る)必要があるのでしょうか。私たちが普段食べているお米は、玄米から外側を10%程度削った精米歩合90%前後のものを食べています。しかし、日本酒用のお米となると精米歩合60%などと言われるように、外側を40%も捨てていることになります。それは、お米の表層部には脂質、ビタミンやたんぱく質が多く含まれ、それは食べるお米としては「旨み」になりますが、お酒を造る際は「雑味」になるからというのが大方の見解です。その定説をもう一度原点から考え直したのが、この天明MISTUGO「白」です。お米を少量精米機にかけて、1%ずつ出てくる削った糠を舐めながら、あるところでグンと糠の甘みが少なくなったポイントで精米をストップします。それが今回は89%。要は、外側11%しか削っていない食用白米に近いものを曙酒造の技術力でもって丁寧に醸しました。あら不思議!雑味なんて感じません。それ以上に本来のお米の持つ味わいをより感じることができる考え深い味わいに仕上がりました。ぜひお試しあれ。
福島県 曙酒造
天明MISTUGO 「白」速醸89 30BY生
1800ml 3,300円 720ml 1,740円[tax included]

2020.01.10